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碧い蒼い島暮らし

奄美大島に移住してシーカヤックガイドをしながら、島の暮らしに七転び八起する生活ブログ

連日、ただでさえ医療現場は人手不足な逼迫した様相。そこへワクチン会場のために人員を割かねばならず、さらに五輪やるために500人の看護師、300人の医師を回せと国は言っている。助けられる命も助けられなくなる。それは肉体的だけではなく、精神的にも大変つらいとは、現場の方の声。そのようなかで五輪やるというその姿勢、どういうつもりかはっきり説明してほしいと、逼迫する現場をさらに追い詰める五輪ファーストな政治に、医療現場の怒りは爆発寸前であるようです。

 

ワクチンが1億回打たれている国、インドでは一日に35万人の感染者と、すごいことになっていますね。直前まで宗教的な集会を野放しにしていた政府に批判が殺到している。人口に比例してそうした規模も増えるのでしょう。インドニューデリーで消えぬ炎、火葬場逼迫という国際ニュースをみました。治療が間に合わず、死者が増えての結果でしょう。

 

GWを抑えるだけでは、感染者の数の増加は変わらず増え続ける。そしてワクチンも高齢者にも行き渡らない。でその状況でオリンピック開催となること、何が優先されているのでしょうか。

 

医療現場の逼迫を改善することは、後回しだということは明らか。戦争で言えば前線で救援を求められているのに、作戦本部が盛大なお祭りやるからもっとお祭りに兵士も指揮官もよこせっていう姿ですよ。その間に前線で次々死者が出ていて、助けることもできない。

 

太平洋戦争後期、ビルマに進行したインパール作戦を思い出します。作戦本部の、補給もろくに考えない杜撰な作戦で多くの兵士が餓死しました。そして多くの部下を失った悲しみと怒りを抱えて生還した指揮官が、本部に日本刀をもって駆け込んだ話は有名です。場当たり的な作戦で多くの部下を犠牲にした本部の人間を、死刑覚悟でたたっ斬るつもりだったことでしょう。結果、乱心として処理されたとありました。

 

こんなことが、逼迫している医療現場から、生き場を失った国民から、起きても不思議じゃない気がします。

 

緊急事態宣言、まん延防止措置で感染を抑え、様々な業種への多大な影響は容赦なくして保証はわずかなのに、もっとも感染を拡大させかねない五輪はやるやると。一番やばいやつやめないなら、それ以下のものへの注意などもはや誰も効かなくなって、社会はなおカオスになるのでは? 

 

医療現場の方々が怒りと疲労のあまり医療ミスの多発とか、国民一気にマスクなんてつけなくなって自暴自棄になるとか....。だって一日も早い収束を願って真面目に行動制限している、そんな方々の努力が馬鹿みたいじゃないですか。

 

私は、五輪の決行は、Before五輪 After五輪と呼ばれるようになるほどに、日本を一気にカオスにさせるトリガーになると思います。

 

五輪がいいならこれくらいいいだろうと、多くの方々のこれまで耐えてきた緊張感が崩壊する。注意なんでバカバカしい、耐えるなんて意味がないと。抑えられてきた分、暴動に近い暴れた方をすることでしょう。それこそやってられねえとばかりに大集会やってどんちゃん騒ぎしたり、ダンスパーティで踊り狂ったり。そして医療現場の方々が精神崩壊します(すでに手遅れかもしれませんが)。救えなくなる人々がさらに激増し、責任感の強い人から壊れていくでしょう。辞職してしまう人も後をたたないのではないでしょうか。

 

感染抑止の観点から最も逆行するのが五輪の決行だと思います。まあ、行政職員の多くが、自粛を発令しながら自分たちは会食でクラスターとか出しているんですから、示しなんて概念はそもそもないのかもしれません。

 

残念ながら、奄美市でも29日、クラスターが確認されました。奇しくも、聖火リレーが市中で行われた直後です。それははたして聖火だったのか、政禍だったのか。とにかく、五輪のあとのカオスには、今までで一番の覚悟がいるような気がします。こんな予感は外れてくれてほしいところです。

 

先日の満月、ピンクムーン。おぼろげに夜の世界を照らす。

自分の身は自分で守るしか無いな。