っと言っても食べるご飯ではありません^^



荒川です( ´ ▽ ` )ノ






スポーツの試合中や練習中などに怪我をした場合で、捻挫、打撲、肉離れなどと思われる応急処置としては、RICE(ライス)と呼ばれる方法で行います。


正しく確実に行うと、痛みと腫れを抑え、治りが早く、スポーツにも早く復帰できます。


怪我の部位が変形している(骨折や裂傷)ときは、固定のみを行いすぐに医療機関へ行きましょう。





R(Rest、安静)  

文字通り動くな、休みなさいという事。これは全身的な意味も局所的な意味も含まれます。つまり体の一部が腫れまくっているのに動き回れば、循環はよくなりますから、腫れはおさまらず、余計腫れます。そこでまず座るなり、立ち止まるなりで動きを止めることです。 

次に局所ですが、たとえば、下肢を傷めたならばその脚をつかずに歩きます(松葉杖とか、人に肩をかしてもらうとか、おぶさるとか)。

上肢だったらその手を使わずにいます(三角巾の使用等)。

そしてもっと強制的に使わないようにするには「あて木(シーネ)」をあてて、関節自体を動かないようにします。

RESTがなければ、後にどんな治療をしても効果は半減するでしょう。





I(Ice、冷却)

アイシングの時間としては30分間が目安で、短時間のアイシングは効果がないばかりでなく、幹部に悪影響を及ぼします。

30分以上はオーバークールになる恐れがあります。オーバークールの目安として「我慢が出来ない痛み」があります。

筋挫傷(肉離れ)、捻挫の炎症の拡大の予防には48時間を目処として、それを超す場合は、オーバークールとなり、やはり害があります。 

アイシング (氷で痛いところを冷やすこと) の意義は「温度の低下による血流と代謝の低下を起こさせ、患部の内出血や炎症やを抑える」ことにあります。

十分に組織の温度が下がると微小な血管が収縮し炎症物質が出にくかったり、局所に集まるのを防ぎ「炎症」の持つ短所を抑えてくれます。 

人間の体には「恒常性を保つ働き」があります。つまり一時的に一部の体温が下がっても直ぐに元に戻そうとする働きがあります。例えば氷水に手を漬けると体温の低下を防ぐため手の血管を閉じ温度の低下を最小限にしようとします。

しかし短時間で手を氷水から出すとかえって血管を拡張させ冷えた皮膚を温めようとします。 (リバウンド現象) このため短時間のアイシングは効果がありません。 以上の点から、ちょっと氷を当てたり、「コールドスプレー」をシュッとかけたり、「冷湿布」を貼ったりは決して「アイシング」にはなりません。(←これけっこう重要!!単なる気休めか悪化する恐れがあります。)

筋肉の損傷が起きたとき、損傷を受けた筋はやがて壊死になり、壊死を起こした筋は自己消化を受けて受傷部より除去されます。

これは受傷より12時間目に起き始め、24~48時間でピークとなります(第一段階)。

第二段階として新しい筋細胞が産生されます。これは筋壊死後24時間で始まり48時間でピークとなります。このため、第二段階に移った段階でアイシングはやらないようにしたほうが良いことになります。この目安が48時間です。





C(Compression,圧迫)  

患部の圧迫です。時に本当に患部のみを「ギュッ」と圧迫する人がいますが、これは絶対にやってはいけないと思います。筋断裂や靱帯損傷で損傷部位を強く圧迫すると「ギャップ」が開大するおそれすらあります。こんな具合でおこなった圧迫を解除したときに皮膚の上からも分かる「ギャップ」がありびっくりするときがあります。圧迫は少し広めに、少なくとも患部の上下10cmずつは圧迫して「周辺から徐々に」の精神が良いかと思います。

使うのもテーピングテープでは強くなりすぎる傾向があるので伸縮性のあるテーピングや包帯がいいと思います。

怪我をした人が「凄く痛い」とか「感覚がない」「しびれる」との訴えがあれば強すぎるので緩めることです。

はじめは大丈夫でも包帯をしたあとに腫れてきて相対的に「強すぎる」場合もありますから、時間をおいてもチェックすることです。





E(Elevation、挙上)  

怪我をしたところを心臓よりも高くしておくことにより、内出血を防ぐことができ、痛みも軽くなります。足や膝の場合はせいぜい座布団2枚が限度で、それ以上高くしても患部の内出血が他の部位に回るだけです。  





肉離れを起こした直後に、揉捏法(もみ法)でマッサージをしてはならない。これは、炎症反応を(発赤、腫脹、発熱、疼痛)を増強します。肉離れ、打撲、捻挫を起こした後、温めてもいいのは炎症反応の峠を越してからであり、マッサージをしていいのは回復してからである(一部例外もありますが) 

急性期には、風呂に入らないこと、飲酒をしないことも同様の理由からです。これらの行為は、血行が良くなるために、炎症反応が悪化する恐れがあります。

特に飲酒は、一時的に血行が良くなります(このときに炎症が悪化する)が、その後生体反応が低下するために、急性期を過ぎてもあまりしない方がいいでしょう。

もう一つ重要な要素として、飲酒によって人間の感覚がマヒしてくるので痛みを忘れてしまい、結果として無意識に患部を痛みつけると言う2次障害を起こす可能性があります。














これはあくまでも応急処置なので、処置後は専門の医療機関(接骨院・整形外科)の先生の指示に従ってください(^^ゞ