前回のブログで、昨年の今頃

たった1か月で逃げるように

仕事を辞めたことを書きました。

 

 

今日はその続きで、

どうやって仕事を辞めたかのかを

初公開したいと思います。

 

 

 

 

 

入社初日から会社のやばい匂いは

プンプンしまくっていたんですが

決定的に辞めたいと思う出来事があり

入社して2週目の金曜日には

もう会社を退職することを決意。

 

週末の休み明けに上司に

伝えようと決めていました。

 

退職を伝える前の週末は

レスターに帰省していて

義母に、始めたばっかだけど

仕事やめたいYOって話をしたら

 

「サー子は幸せになるために

イギリスに来たのよ!

その仕事が幸せじゃないなら、

さっさと辞めちゃいなYO★

サー子に悲しい顔は似合わないYO★」

 

と、超絶あっさり言われて

すごく嬉しかった記憶があります。

 

この根性なしが!とか言われたら

どうしようかと思っていたので。。

(義母はそんなこと言う人じゃないんですが笑い泣き

 

そして義母と、レスターの義実家の

のんびりした雰囲気に癒され

 

週明け、殺伐としたオフィスに出勤。

 

そして、私の手元には

サインをしていない雇用契約書。

 

 

 

 

 

 

 

普通、雇用契約書って働き始める前日か

当日にもらうと思うんですが

この会社はすべてが適当だったので

何度も契約書くれと言って、

やっともらえたのが2週目の木曜日。

 

つまり退職を本格的に決意する1日前。

 

その頃にはもうすでにだいぶ

辞めたかったので契約書にはサインをしてませんでした。

 

そして週明けのこの日、

契約書にサインできない旨

(=退職したい旨)を伝えるという作戦。

 

 

 

 

 

 

 

サー子、大嘘をつく

 

朝からタイミングをうかがい

通常よりさらに挙動不審になっているサー子。

 

給湯室で、上司のレイチェル(諸悪の根源)に

会ったタイミングで、えいっと

 

「今、ちょっとお話できますか?

この前いただいた雇用契約書についてです。」

 

と声をかけます。(震)

 

レイチェル

「もちろんいいわよ!どうしたの?」

 

サー子

「大変申し訳ないんですが、雇用契約書に

サインができません。

実はこのたびマリルがレスターで

ずっとやりたかった仕事が見つかって

私たちはあと2週間で

マンチェスターを去らなくてはいけないのです。

本当はすぐにでも去らなくてはいけないのですが

この仕事に迷惑をかけたくないと思い

交渉をたくさんしてもらい2週間、時間をもらったのです。

この仕事が好きだったので本当に悲しいし悔しいです。

なので、あと最長2週間は働けますが

その後は無理です。」

 

と、わーっと伝えました。

下線部が大嘘、となります。

 

本当はその日にでも辞めたかったんですが

円満に辞めたかったので

この嘘でいくことにしました。

 

レイチェル

「ちょっと待って。冗談でしょ?」

 

サー子

「お気持ちはわかります。

本当に申し訳ないと思ってます。

でも、辞めないといけないんです。」

.

レイチェル

No No No

ここはコーヒーショップのバイトじゃないのよ?!

ここは会社なの。

あと2人も今月末で辞めて

あなたまで辞めるなんて…

事務員が誰もいなくなるのよ?!

あなたには責任を持ってもらわないと困る。」

 

サー子

(事務員が辞めまくるのは

会社&あなたがクレイジーだからですが…)

申し訳ないと思ってます。

そして、こんなこと言いたくないんですが…

……えっとぉ…」

 

レイチェル

「何?言ってちょうだい。」

 

サー子

私は契約書にサインしてないので

今日にでも辞められるんですよ。

あなたに私を止める権利は

そもそもないんです。」

(思い返すと私めっちゃ強い)

 

レイチェル

「契約書は関係ないわ。

契約書にサインしてたとしてもあなたには

辞める権利はいつだってあるのよ。

 

そういうことじゃなくて

あなたのトレーニングにたくさんの時間を

投資したわ。それなのに無責任だわ。」

 

サー子

「お気持ちはわかります。

でもホンットに

そもっそも契約書にサインしてないから…

 

もうあの山本舞香さんの有名なあの

「わかるよ、でもここ舞香ん家だから」

ばりのテンションでのサー子の

 

「わかるよ、

でも契約書に

サインしてないから」

が続きます。

 

最終的に、

 

サー子

「私は契約書にサインしてないから

今日にでも辞められるわ。

あなたは私を止められない。

でもあなたがどうしてもって言うなら

あと2週間は働けるわ。

さあ、どうするレイチェル?」

 

レイチェル

「そう…じゃああと2週間はよろしくね!」

 

って感じで、終了しました。

 

文字に起こすと私くそやべぇヤツでは…。。

 

こちら、すべて給湯室での立ち話となります。

 

 

 

 

 

 

その後の2週間は

別に退職するからって

いじめられるとかはなかったんですが

なんとなく窓際族になり

 

もう辞めるってわかってるから

精神的に楽だしどうでもいいし

なにより窓際族の今めっちゃ楽だし

フルタイムの収入を1日でも長く

もらいたいと思い

でも長くはいたくなかったので

みずから、退職を1週間

のばしてもらいました。

(メンタル鋼か)

 

私の退職が1週間のびることを

上司レイチェルは感謝すらしてくれました。←

 

ま、結局、退職延長した1週間を

まっとうする1日前にクビになったんですがね!!

 

以上が、退職攻防戦でした。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、当時調べたところ

日本だと契約書にサインしてなくても

働き始めた時点で契約成立しているので

退職する場合は最低でも2週間以上前に

言わなくてはならぬ…てきな記事を

見つけたのですが

 

イギリスの場合は

まわりのイギリス人たちがめっちゃ自信満々に

「だって契約書にサインしてないんでしょ?!

辞められるよ~」と言っていたので

そういうもんなのか、と思ってとくに

当時調べなかったので

レイチェルにあんなに強気だったんですが

 

いまさら調べてみたところ

「契約書に署名していなくても、

雇用者は通知を義務付けられる場合があります。

ただし、具体的な通知期間や要件は、

雇用関係の性質や労働法に基づいて異なります。」

だそうです。←

 

「わかるよ、

でも契約書に

サインしてないから」

 

で強気だった私…!

レイチェルも知らなかったぽいよなァ。←

知らぬが仏すぎる…!

 

 

 

 

 

 

でも、この職場の前前任者は

レイチェルとケンカして出てったっきり

帰ってこなかったらしいし

 

今の職場でもマネージャーも

バイトも飛んでる人いるしな

 

まあいくら契約書にサインしていても

飛ぶ人もたくさんいるでしょうし

そんなに意味をなしていない気もしますが…。

 

 

 

 

 

 

全然関係ないんですけど

今日、我が職場の同僚、

ロゴつきの制服ではなく、

すんごいナチュラルに

プライマーク(※イギリスのGUみたいな店)の服着て

働いてて爆笑しました。

すんげー他店の服!!!強い!!!!

 

いざ出勤しようとしたら制服は洗濯機の中で、

別の服着てきたそうですw

 

 

サー子が気づいたの初だよ~~~!

マネージャーに

気づかれないことを願うわハート

 

って言ってて

マネージャーも全っっ然気づかなくて

1日過ぎてこれまた爆笑しました。

 

嗚呼、

本当にこの人たちは…!!!

 

ここより平和でのんびりした職場

なかなかないと思います。笑

 

立ち仕事じゃなくて

カレンダー通り休みの仕事だったら

全然ずっと続けられたなァ。(辞める前提)

 

お読みいただきありがとうございました!!
 

 

 

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