『拳の声が聞こえるか』

岩井圭也 著

(新潮社・2026年3月・図書館)

 

 

人生丸ごと拳に込めろ。

 

汗と血を流して、初めて知る。本物の感情が、叫ぶ。

 

言葉は喉の奥でつっかえ、想いは胸の底で燻る。

東京の片隅で、影のように生きる青年・五十嵐遼馬。

彼の人生を変えたのは、ボクシングだった。

寡黙な青年は拳を交わし、生きた会話の喜びに目覚めていく。

やがて立ちはだかるのおは、悪霊に憑かれた異国のチャンプ___

 

これぞ王道の灼熱。

青春小説の名手が全身全霊でブッ放す。

魂の拳闘小説!

 

 

岩井圭也さんの最新刊。

この前『あしたの肖像』読んだばかりなのですが、

図書館の新刊コーナーにあったので借りてきました。

岩井さん、何気に新刊ペース早いですねー

 

今回はボクシング小説です。

ひょんなことからボクシングと出会った派遣社員の遼馬。

いわゆるコミュ障なのか、他人と話すことが苦手で、

孤独に生きていましたが、ボクシングと出会いメキメキと

力をつけていきます。

 

これでもかというくらいにボクシングの試合のシーンの連続です^^;

でもプロボクサーになってもそれだけでは生活できる収入は得られず、

派遣社員と掛け持ちの日々。

もっとギラギラとしてもいいのにと、もどかしくなるところも。

 

それでも終盤にかけての成長、思いの丈をぶつけるシーンには

目を見張るものがありました。

トレーナーの高矢はじめジムの人たちも素敵です。

 

岩井さんの抽斗の多さを感じました。

 

 

何かと忙しくて、読書のペースが落ち気味です^^;