簡単に説明すると、心理カウンセラーはクライアントに対してカウンセリングをおこないます。カウンセリングとは主に、傾聴をベースに受容や共感をおこないながら、クライアントが自発的に問題や悩みから抜け出していくのを促します。
決してクライアントのことを否定したり、怒ったりはしません。どうしてクライアントが悩んでいるのか心理分析をしますが、「こうした方がいい!」など断定的にアドバイスをすることも一般的にはあまりありません。
提案という方法で、クライアントがどうしていくのがベストなのか考えることはありますが、コーチングではないので、傾聴や受容・共感を主としクライアントに寄り添います。
カウンセラーの中には、クライアントとラポール(信頼関係)を築いたのちに、心理療法(セラピー)をおこなう人もいます。心理療法と聞くと、医療行為のようにも感じますがそうではありません。そしてセラピーは沢山の種類が存在します。
ゲシュタルトセラピー、音楽セラピー、カラーセラピー、アートセラピー、箱庭療法などがありますが、どれもクライアント自身の心の癒しを促したり、気付きや答えを発見できるように導きます。
身体を動かしたり、五感に働きかけるなど、カウンセリングよりも能動的なアプローチです。
心理カウンセラーと名乗っている人でも、セラピーを中心にとりいれているカウンセラーもいます。カウンセラーとセラピストの線引きは結構曖昧なものでもありますが、カウンセリングとセラピーは異なるのです。
また、ヒーリングは英語で「癒し」です。音楽を聴く、森林浴をする、温泉に入るなど、心身を癒すことをヒーリングと言ったりします。スピリチュアルの分野ではよくこのヒーリングという言葉が使われているようですが、目には見えない人間のオーラや生命エネルギー、氣のエネルギーを取り扱って心の癒しを促進すると言われています。エネルギーヒーリングやシータヒーリングなど、スピリチュアルヒーリングをおこなう人のことをヒーラーと呼んだりするようです。
また日本生まれのヒーリングの1つに「レイキ」というものがあります。クライアントの身体に手を当てて、エネルギーを流し込むことにより、心身の健康を促進すると言われています。
このようなヒーリングは、よく自己啓発セミナーとして各地で開催されていますが、中には霊感商法とセットになっていたり、大変高額な受講料であったり、一度受講すると再度受講するまで勧誘するなど悪質なものもあるようです。もしスピリチュアルの分野のヒーリングに興味があるのであれば、よく下調べをして受講した方が良いかもしれません。
ヒーリング・カウンセリング・セラピーに共通する点は、全てクライアントの悩みや問題を聞いて心身の癒しや気付きを促すことです。ヒーリングもカウンセリングもセラピーも、人と接する仕事の一環なので、クライアントがいなければ成り立ちません。
今はカウンセリングスタイルといっても様々なカウンセリングの方法がありますし、セラピーもヒーリングも多種多様です。インターネットで検索しても、ありとあらゆる種類がでてきます。カウンセリングやセラピーを受ける側は、自分には一体どのような方法が合っているのか悩むこともあると思いますが、カウンセラーやセラピストと信頼関係を築くことがベストです。