スマスマのプロデューサー、黒木彰一さんの訃報があった。まだ54歳だったという。若い、若すぎるだろう。SMAPメンバーとあまり歳が変わらない。


経歴を拝見すると、スマスマ3代目のプロデューサーということだが、「SMAPのがんばりましょう」や「夢がMORIMORI」なとも手掛けているから、ほぼSMAPと共にテレビを作って来られたのだろう。


記事によれば、スマスマに大物海外スターが来てくれたのは、黒木さんのご尽力が大きかったという。スマスマがあれだけの番組になったのは、多くの才能あるスタッフともちろんSMAPの力が大きいと思っていたが、黒木さんはその才能あるスタッフの代表的存在だったのだろう。

中居くんが最も信頼するプロデューサーでなんでも相談していたとの記事もあり、タッグを組んでいたことがわかる。また、「おじゃMAP」などSMAP個人の番組や、最近では「まつもtoなかい」も手掛けていたという。


スマスマがあんな終わり方をしたことで、黒木さんにはSMAPに負けず劣らず忸怩たる思いがあったことだろう。だから「まつもtoなかい」で中居慎吾の共演を仕掛けたのだろうし、ご自身が誰より嬉しかったのかもしれない。もう一歩もニ歩も進めて、SMAPの復権も目指しておられたのではないか。


ジャニーズ事務所も「旧」と言われるようになったことだし、あと少しもう少し頑張っていてくれたらと思うと、御本人も残念でしょうし、私達スマファンも悔しい。

きっとSMAPメンバーも悔やみきれない思いかもしれない。


中居くんもメンバーも力を落としているかもしれないけれど、どうか黒木さんの遺志を継いで、前を向いていてほしい。そしてSMAPとスマスマの復権に向かって歩んで行ってほしい。


黒木さん、SMAPといっしょにスマスマを私達に日本中に届けてくれてありがとうございました。心から御冥福をお祈り申し上げます。