自分の子供の頃の記憶で

小学校に

ぐりとぐら

の絵本があったのは

覚えています。

 可愛らしいこの絵が

なんとも💕



スイミー

も覚えていますが


 

 

絵本でというより

たしか…

小学2年生の

国語の教科書

に載っていたから覚えている。




あまり絵本を

読んだ記憶がない私ですが

それでも一番記憶に残っている

のがこれです。

 

ぶっちゃけ記憶どころか

現物が残っています



母に

「こんないい本は絶対に

手放しちゃ、ダメよ!

残しておきなさい」

と言われて素直に残していた

いたいけな小学生の頃の私。



御存じない方の為に



『100万回生きたねこ』のお話


100万年しなない

とら猫がいました。


100万回死んで100万回生きて

その間100万人の人に飼われて

可愛がられました。


ある時は王様に

ある時はサーカス団員に

ある時は泥棒に

ある時は一人暮らしの老女に

ある時は小さな子供に


飼い主たちは皆とら猫が死ぬと

泣いて悲しみましたが

100万回の猫生の中で

このとら猫は一度も

泣くことはありませんでした。



100万回死んで

次に生まれ変わった時、

初めて飼われていない

ただの野良猫になりました。



立派なとら猫だったので

めす猫にモテモテ。



しかしとら猫は

自分が一番好きだったので

誰にも見向きもしませんでした。



「俺は100万回も死んだんだぜ」

というのが口癖



そんな中でとら猫に

見向きもしない

白いメス猫がいました。



とら猫が話しかけても

他のメス猫と違い

相づちを打つだけ。

媚びてくることはありません。



次の日も次の日も

白い猫に

100万回の生まれ変わりの

話をしていたある日

「100万回も…」といいかけて

「側にいてもいいか?」

と白い猫にたずねました。



「ええ」



その後とら猫は

いつも白い猫の側にいるように

なりました。



やがて白い猫は

可愛い子猫をたくさん産みました。



とら猫はもうかつての口癖だった

「俺は100万回も…」

と言わなくなりました。



その頃にはもう自分より

白い猫や可愛い子猫たちが

大好きだったので。



やがて子猫たちは大きくなり

親元を離れていきました。



とら猫の側には

少しおばあさんになった

白い猫だけ。



とら猫は白い猫と

いつまでも一緒に…

と願っていました。



そんなある日、

白い猫はとら猫のとなりで

静かに動かなくなっていました。



とら猫は初めて泣きました。

朝も晩も泣き続け

100万回泣いたある日の昼に

ようやく泣き止みました。



とら猫は白い猫のとなりで

静かに動かなくなりました。



その後とら猫が生き返るこたは

決してありませんでした。


なんかこう…

子供の頃よりも

大人になった後の方が

しみじみと感じるものですね。



結婚が幸せとか

子どもがいるのがいいとか

そういう話ではなくて



自分が自分の人生に

満足できるか?

幸せを感じられるか?

ということで。



ボロボロになっても

まだ持っていたい絵本です。



それにですね?

私が持っているこの本の

発行日がこれ



し、昭和💦


そしてですね


平成生まれの皆様、
ご覧くださいな~!!


消費税のない時代を!


そして、そしてですね、

今この絵本は定価が

1,650円


ちょっと!

物価が約2倍になってる?!

Σ(-∀-;)

という驚きもありなんですよ❣️

何度も読んだ絵本

 

 

 

 

 

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