今月の正筆誌
今月も
うちの教室から
3人の生徒の作品が写真掲載になりました
まず、
小学校3年生
Kちゃんの作品です。
去年の5月から習い始めたKちゃん、
お稽古を始めて1年経っていませんが、
これだけしっかりした字を
書けるようになったのだなと
私も嬉しくなった作品です
1歳上のお姉ちゃんと一緒に
姉妹で通ってくれています。
一見大人しい感じの子かな～？？
と思わせながらも、
文字に対するこだわりはメラメラしたものがあり、
いい意味でとても負けず嫌いで、強い意志を秘めています
それが顕著に表れているのが、
彼女のえんぴつ作品。
いつも添削にもってくる作品は
たっくさん消しゴムで消されて
何度も何度も書き直されて完成した作品です。
自分の中で
あーでもない、こーでもない！と
何度も何度も闘いながら仕上げた1枚です。
どれだけの時間を
この1枚に込めて書いたか、
字を見れば
その努力は分かります。
今回の掲載で、
「自分の字の持つ魅力」
に気づいてくれたに違いない♪フフフ
よく頑張りました
おめでとうございます
そして、
同じく小学3年生
Sちゃんの作品です。
昨年の9月から通い始めたSちゃん。
初めて会った時から、
字を書くことがすきなんだなぁと、感じるくらい
真摯に書に向き合う生徒です。
彼女がお稽古を始めたばかりの時、
私には忘れられないエピソードがあります。
「先生・・・・」
ん？どうしたの？？
「相談があります。」
お？どうしたの？？
なにか分からないことがあるかな？
「いえ、大丈夫です。」
良かった。どうしたのかな？？言えるかな？
「あの・・・
どうしたら、（同じ金曜クラスの）みんなと仲良くなれますか？」
あまりに素直すぎるその質問。
可愛すぎる・・・
もちろん、その言葉は
教室のみんなに丸聞こえでした。笑
その瞬間から、周りが話しかけてくれるようになり、
彼女はスーッと教室の雰囲気に溶け込んで、
楽しく過ごせています。
大人顔負けの
素晴らしいコミュニケーション能力だ。
「せんせい～！！！これ、うまく書けました！あと1文字、うまくかけるかなぁ💦（筆で3文字の課題）」
素直な気持ちを言葉にしながら、
これからも楽しんで書いて下さいね。
おめでとうございます
そして、
一般の部、実用で掲載されたCさん
今年も早速掲載されました。
なんと、
かな部門、漢字部門の
ダブル掲載です
こりゃすごい
彼女は毎月、
雑誌の写真掲載の作品を見ながら
「もっと、こう書くべきたったのかもしれない。」
「こういう書き方もアリなんですね！」
と、過去の作品の復習をしています。
これ（復習）、なかなかする人いません
。
。私も習っていた時、ほとんど復習したことがありません。（ダメダメ生徒のカミングアウトｗ）
結果だけ見て、一喜一憂していました。ははは
でも改めて考えてみると、
次に活かせるヒントが沢山見つけられるのが
写真掲載された秀逸作品ですよね。
生徒だけでなく、
私も手本を書く上で気をつけなければならないヒントも
沢山あるわけです。
今はそういう意識で掲載作品を見ていますが、
早い段階で気づかれたCさんは
素晴らしいなと思いました。
いよいよ有段者だ
おめでとうございます
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鴨田優子
