今日は、
第10回：写経と美文字『十牛図』を書く
の講座をしました。
参加者のみなさんの協力もあって、
十枚の十牛図完成～！！
いや～本当にお上手ですね。
1時間写経をした後はいつもの通り解説
この「十牛図」は、臨済宗で、
悟りへ向かう10つの段階を、
10枚の絵と詩で表現したものです。
登場人物の少年（今の自己）が、牛（本当の自己）を、
探すために旅にでて、牛をとらえようとします。
でも、なかなかうまくいかない様や、
とらえても自分のものにしきれていない様子、
そして、自己とはなんなのか、というものを表現しています。
最後は、同じ悩みを抱えて、苦しむ人に、導いてあげられる人になりなさい。
そういうメッセージが込められています。
自分の書道人生を振り返って、思う事が沢山ありました。
自分の人生を十牛図にあてはめてみる。
今、自分はどの絵の段階にいるのか、
考えてみてもいいかもしれません。