異端嗜好症

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当ブログでは日々の出来事や趣味の話題などを綴っております。自作小説「怪盗貴族」も不定期連載中です。

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長々とごめんなさい。ではごゆるりとご滞在下さいませ。




   ×   ×   ×



自作小説、「怪盗貴族」の過去ログはこちら♪





第1幕


第2幕


第3幕



なお、小説は完全趣味の領域で書いてますんで苦情は一切受け付けておりません。ネガティブコメントする方は回れ右して下さいねwww

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 毎日が愉しくて愉しくて仕方が無い人間は皆死ね。

     1

 天の視点によって語られるべきこの世の物語を、一介の使用人に過ぎないこの私、ルイーズが語ろうとする事自体、烏滸がましいのかもしれない。

 だが、あの夜――私がジョルジュ=モントレーヌ伯爵と邂逅した運命の日に体験した出来事は、やはり私にしか語る事が出来ないのだと、そう思う。

     2

 或る日の朝、私はいつものように短刀を持って主の寝室に這入る。

 案の定主は暖かな寝台の上で赤子の様に丸くなっていた。

 ジョルジュ様は朝が苦手だ。夜毎怪盗カサノヴァとして街へ繰り出しているからだろうか。

 私は音も無く寝台の上に飛び乗る。いつものように。

 そして主の首元を目掛けて短刀を振り下ろす。いつものように。

 しかし、既のところで主の手が私の腕を掴む。

「昨日より僅かですが早くなりましたね。上出来です」

「お前の口から褒め言葉を聞くとは光栄だよ、ルイーズ。4年近くも同じ鍛錬を続けていれば流石に慣れるさ」

「ごもっともですわ」

 私は淑女の様に恭しくお辞儀をする。

 いつもと変わらない、平穏な朝の情景だった。

     3

 朝食の時間。私が紅茶を注いでいると、ジョルジュ様が不意に口を開いた。

「そう言えば今日はあの日だな」

「何ですか?」

「私がお前と出会ってから、今日で4年経つ」

「そうでしたか……別に興味ありませんけど」

「おいおい、デュラムの毒舌がうつったか? それにしても時の移ろいというのは実に早い物だな」

「そんな年寄りじみた事を云わないで下さい。未だお若いのに」

 そうか、もうそんなに経つのか。

 私は主の様に頭が良くないので日付など正確に覚えていられるわけがないが、それでもあの日の光景は今でも脳裏に焼き付いている。

 初めて出会った時、主は両親を亡くしたばかりの子供だった。そして、私は彼の両親を殺した盗賊団の一味だった。

 さあ、ここからは陰惨で凄惨な物語を語る事にしよう。







 更新間が空いてしまってすみません><
 
 今回は予告通り、「アニメイト以外で買った漫画」について語ります♪(=7月の話の続き)

 最近アニメイトの漫画の品揃えがめっきり悪くなってしまったので、探しても見つからない漫画は紀伊國屋書店で買うことにしています。

 というわけで、紀伊國屋書店で7月に買ったのはこちらの2点。

万能鑑定士Qの事件簿 I (カドカワコミックス・エース)/松岡 圭祐

¥588
Amazon.co.jp



NO.6〔ナンバーシックス〕(7)特装版 (プレミアムKC)/木乃 ひのき

¥860
Amazon.co.jp

 まずは「万能鑑定士Q」から。

 言わずもがな、私の大好きな「万能鑑定士Qの事件簿」シリーズのコミカライズであります。こういう「非ラノベ原作作品」のコミカライズって、あんまりアニメイトでは置いてないんですよね(泣)「スティーブジョブズ」とかは置いてるのに。なんでだろ。

 コミカライズって原作と比べると大概劣化しちゃうパターンが多いですが、これはなかなかよく出来てたと思います(←上から)

 それにしても小笠原くんのビジュアルにビックリ(;゚Д゚)!なんかヒロインの莉子さんより萌えキャラっぽかったwさすがはコミック。

 「Q」は実写映画化も決定したらしく、これからますます目が離せません。主演は誰がやるのかなはてなマーク誰がやろうと清原紘さんの描く美女莉子さんに敵う女優などいない気がしますけど(^^;)う~ん、強いて言うなら武井咲ぐらいかな・・・。とりあえず剛力とかは絶対合わないからやめてほしいwww莉子さんのトレードマークといえばやっぱりロングヘアーだからね。

 今Amazon見てて初めて知ったのですが、既に2巻も発売されているそうです!気になる方は是非^^

 お次はNO6。こちらもアニメイトに売られていたのは通常版だけという悲しい扱い( >Д<;)その点紀伊國屋書店はARIA応援店らしいので扱いが段違いですw

 特装版の特典は短編漫画だったっけ・・・。買ったのだいぶ前なので忘れちゃった(←コラ)

 どうやら通常版→紫苑さん、特装版→ネズミさんという法則は続行してるみたいですね。たまには逆も見てみたい気もする。

 このコミカライズもすっごくクオリティ高いです。アニメが終了しても早々に打ち切らず連載してくれているというのが嬉しいなぁ。

 次巻ぐらいでいよいよ最終巻かもしれませんね(´・ω・`)個人的に「beyond」の酔っ払い紫苑のネタを是非ともコミカライズしてほしいビックリマーク

 さて、ここからは紀伊國屋書店ではなく近所の本屋で買った漫画の話をば。

鉄のラインバレル 22 (チャンピオンREDコミックス)/清水 栄一

¥580
Amazon.co.jp

 ラインバレル最新刊です。アニメイトで買えば特典ペーパーついてきたけど、別に好きなキャラでもなかったのでスルーwアニメでは大人気だったらしいけど、ぶっちゃけ美海そんなに好きじゃないんだよね・・・(遠い目)美海以外の女性キャラなら好きなんですけど汗

 今回の一番の驚きといえば、何と言ってもイズナの死亡しょぼん扉絵イラストが何故か美海とイズナで、「何故にこのカップリング?!」と思ったのですが、ラストまで読み終わって「なるほどな~」って感じでした。(←気になる方は原作読んでね)

 3年後篇の導入部分が「道明寺の方に手を伸ばしながら泣き叫ぶシズナ」という絵柄だったので、てっきり道明寺が死の危機に瀕しているとばかり勘違いしていたのですが、答えは「イズナが死んだから」だったんですね汗

 今巻で一番印象に残ったのは、唯一の家族である双子の弟を失い泣き叫ぶシズナを、道明寺が静かに受け止めるシーン。初期からこの二人が早く結ばれないかな~とやきもきしながら見守っていたのですが、それが実現するのが奇しくもイズナの死亡というあまりにも残酷な事実に直面した時だっただけに、とても切ない気持ちになりました(´;ω;`)このシーンの道明寺、めちゃめちゃ漢前です。

 ではでは、今日のブログはこれでおしまい。

 次回は小説の第3章を掲載予定です。

 サブタイトルは「血浴貴族」。

 なかなかのグロいタイトルですが(タイトルだけでなく中身もそうなる予定)、内容はヒロインルイーズの過去話がメインになります。ルイーズは如何にして主人公ジョルジュと出会ったのか。そこら辺を深く掘り下げていけたらと思います。ちなみに今回はシリーズ初の一人称語りに挑戦!ルイーズさんの視点で語っていきます。うまくできるか保証はできませんが(^^;)

きたよ♪してね!(オレンジ)

 


「おお……」

 先程までの怒りは何処へやら、ファンシュタイン卿はすっかり宝飾品に心を奪われてしまっていた。

 宝飾品の金細工の部分は蝋燭の灯りを映して星の様に煌めき、宝石の部分は見る角度によって様々な色合いを見せる。

(ふっ、俗物が……)

 宝飾品の虜となった老人を余所に、ジョルジュはルイーズを伴って音も無く退出した。

   ×   ×   ×

「さて、これ以上長居をする必要も無さそうだな」

 寂れた古城を見上げながら呟くジョルジュ。

「そうですね」

 ルイーズは静かに頷く。

 黙って城に背を向けようとする二人――だが、そこにデュラムが駆け寄ってきた。

「お待ち下さい!」

「何だ?」

「何故あの様な高価な物を……我々を哀れんでいるおつもりですか?」

「馬鹿な事を」

 ジョルジュは鼻で笑った。

「あれは贋作だ」

「……?!」

「その程度の違いも判らない様では、君の主に一族の再興など無理に決まっている」

「貴様……」

「なぁデュラム、そろそろ自由になったらどうだ? 正直、この城に留まっていたところで未来など無いと思うのだが」

「お断りです」

 デュラムは即答した。

「余所者の貴方如きに兎や角云われる筋合いなどございません」

(その『余所者』である私をここに連れてきたのはお前達だろうが……)

 ジョルジュは内心そう思ったが、敢えて口には出さなかった。

「あんな耄碌爺ですが、天涯孤独な僕にとって、家族に等しい存在は最早あの方しかいないのです。それはあの方にとっても同じ……」

 若き執事はひと呼吸置いてから続ける。

「滅び行く運命にあると云うのなら、それも仕方無いのかもしれませんね」

「そうか……」

「まぁ、黙って落ちぶれていくだけでは癪に障るので、少々抗ってみようとは思いますけど」

 そう云いながら、デュラムはお馴染みの人を食ったような笑みを見せた。

「そうだな。それが一番お前らしい」

 ジョルジュもつい笑みが溢れる。先程まで散々酷い目に遭わされたというのに、それを帳消しにしてしまう様な不思議な力が、このデュラムにはある。例えどれ程の苦境に立たされたとしても、彼は涼しい顔で乗り越えていけるのではないだろうか。ジョルジュはそう感じた。

「さようなら。怪盗カサノヴァ。もう二度と会う事も無いでしょうが」

 最後まで毒舌を吐きながら、デュラムはジョルジュ達の後ろ姿を見送った。

 奇しくも、これを機にジョルジュとデュラムが再会する事は無かった。それはつまり、どちらか片方が命を奪われ、永遠にこの世から姿を消す事を意味していたのだが――その物語が語られるのは未だ先の事である。

―第2章・完。第3章に続く―