謹賀新年:新元号になる2019年〜亥=猪=威之獅子の年
5月から新元号になる今年2019年の干支は亥(猪)年。
亥=猪=威之獅子、猪武者をイメージする「猪」は、
新元号元年の干支だ。
↑黒い獅子は中国の脅威ではなく、日本模様の「唐獅子」になるか。
猪突猛進的な猪のイメージは「明治」「大正」「昭和」にはあったが、
「平成」の時代には似合わなかったのではないか、
国内外で日本以外の他者(欧米系金融資本、中国等)と共に、
共同して巧妙に猪突猛進して「日本」を荒らした時代ではないか、
と個人的には思う。
平成元年(1989年)、
中国は天安門事件で民主化を弾圧して共産主義に固執したが、
両頭のドラゴンを目指して資本主義化も進めてゆく。
欧州ではベルリンの壁が崩れ、東西冷戦時代が終焉した。
この年、日本のバブルは頂点に達し、
翌年以降、バブル崩壊。
欧米でサブプライム&リーマンショック(平成19〜20年)が起きたが、
日本の経済危機は比較的小さかった。
「平成」の30年間、
欧米系外国資本の参入=グローバリゼーションによって
伝統的な日本の社会構造は変わり、
高齢化社会を推進するかのような社会保障制度の中で、
人口減少が定着した。
日本経済の基盤だった株式持ち合いが崩されて、
(株式持ち合いは欧州では「悪」ではないが英米では「悪」にしやすい…)
日本的な経済資本構造が崩れ、
この崩壊でできた穴(弱体化した資本)に外国資本が参入してゆく。
この日本独自の民族資本、社会・資本構造の弱体化、
客観化しにくく見えにくい金融インフラの弱体化で、
デフレ・円高が定着し、金融界、財界が劣化してゆく。
また、
肥大した行政国家(行政権)の独断で、
景気を抑える消費税・増税路線が敷かれ、
さらに、国益・国民を考える旧・世代が隠退し、
国益尊重の能動的な主体性が消えていった。
まさしく、
日本の戦後レジーム(左傾化&反日・自虐化)を集大成した時代だった。
米中蜜月関係で中国は経済大国・軍事大国化した。
中国は南シナ海に人口要塞を建設し、
共産主義+資本主義=全体主義になった中華主義は、
経済侵攻、文化的侵攻を世界中に拡大してゆく。
(2018年10月の米・ペンス副大統領が講演でいわく、
中国は数千億円(米国内だけで)かけて政治・文化的扇動工作を行っている、と。)
中国の軍事大国化で核兵器は増加しており、
北朝鮮の核ミサイル開発も成功し、
中国大陸諸国からの軍事的圧力が強くなっている。
70年以上、世界で非常に珍しいことに、
日本は「軍」を持たずに国家防衛を同盟国アメリカに委託している。
(憲法前文・解釈で外国軍(米軍)に平和維持を委託して第9条で自「軍」否定し、
米軍を補助する未熟な軍=「自衛隊」による集団防衛体制。)
しかし、
アメリカは、
昨今、民主党が約百年行ってきた戦争好きの覇権主義が縮小し、
反・覇権主義=孤立主義で反戦的な共和党が拡大しており、
日本の戦後レジームによる安全保障は崩れつつある。
(そこで、安部政権は次世代の安全保障、
セキュリティダイヤモンド構想を構築中。)
アメリカの覇権主義の縮小の中で、
中国大陸諸国の圧力に抵抗するためには、
主体的な日本独自の国家戦略が必須になってきている。
「平成」はエセ平和をつくる戦後レジーム装置が最大回転して、
実際、エセ「平」で日本が外国勢力に「平」らげられたデコボコの時代だった。
(外国勢力=中国・朝鮮系とこれらと連携した欧米系外国資本…)
今年は、
希薄化している日本の「猪武者」をイメージできる「猪」の年、
このイメージを発揮できる新元号の元年になるのだろう。
【蛇足】
・普通の国ができる、主体的な日本独自の国家戦略の自由な展開を行うためには日本の国家ビジョンの再構築が必要であり、この国家ビジョンは憲法改正の最大の論点にもなる。
・サブプライム&リーマンショック時、能動的・主体的な姿勢の「KY」(場の空気が読めない・読めてない)を「悪」にする風潮、空気に流れることを強要するような雰囲気になった。江戸時代末期を感じる昨今、今後は、明治をつくった吉田松陰の師、佐久間象山(1811〜1864年)の「空気を読むな!空気に巻き込まれるな!空気を変えろ!次の時代を読め!」の風潮が大事になってゆく。
