現代は「移民」時代〜相次ぐ亡国と新・植民地主義の展開 | あらやす日(本)誌

現代は「移民」時代〜相次ぐ亡国と新・植民地主義の展開

移民国家アメリカは、

母国をアメリカにしないで

親や先祖系の国外の国・民族を母国にして、

アメリカを第二、第三に置いてきた。

 

そして、

アメリカは親族も同意して

多くの子供、若者を国外の戦場に送った。

しかし、

やっと、

アメリカで

在住3世、4世以上が増えたことで、

アメリカを第一にできる普通の概念、

国家意識、国民の意識が生まれて、

共和党トランプ政権が誕生した。

移民国家だったアメリカが、

「移民」を自由に受け入れない姿勢に転換することは、

普通の国家・国民概念による普通の国になったことを証明している。

 

 

アメリカは「移民」国家から普通の国なりつつあるが、

世界は「移民」時代に入っている。

 

20世紀後半、

欧米の植民地主義が消えて、

東西冷戦になり、

同時に、

多くの国ができた。

今、

個々民族意識は昔からあるだろうが、

地球上にある国の過半数は、

建国して百年もたっていない。

 

 

中国大陸諸国、

特に中国と韓国は、

反日工作を世界各地で展開している。

中国、韓国、北朝鮮は建国70年の若い国で、

若い国ゆえに、

民族意識はあっても、

「国民」の意識、「国家」意識は薄く、

中国では

「国民」とはいわず

日本語から借用した「人民」

で自国民を呼んでいる。

 

【蛇足】北朝鮮と韓国の「国」策の違い

・朝鮮半島の北朝鮮と韓国は、朝鮮民族の同一性はあるが、この同一性に純粋さはないようだ。東西冷戦終焉後、ドイツは東西統一したが、朝鮮半島は統一できない壁が高く、まだ分断している。

一見して、北朝鮮は中国寄りで韓国よりは日本寄りで、韓国はアメリカ寄りだが、日本は積極的に日本寄りにしようと努力している。核ミサイル開発している北朝鮮は韓国よりは「国家」独立志向が強いようだ。

 

・北朝鮮の「国家」意識は、なかば欧米の経済植民地になっている韓国よりは強い。韓国は、国威をつくるための反日国策教育で伊藤博文を暗殺した安重根を英雄視している。北朝鮮は、封建主義の李氏朝鮮の特権階層にいた安重根を英雄視していない等の理由(理由・不明)から、日本は北朝鮮の朝鮮学校を排除せず、また、パチンコ業界等の民間レベルで間接的に支援している。

個人的な妄想では、北朝鮮の日本人拉致問題の公表が遅延し、解決できない裏には、拉致被害者に在日朝鮮系の方が多くいたことで複雑な理由(拉致による強制帰国等)が錯綜していると思っている。

 

 

ここ半世紀、

中国大陸諸国の反日政策は、

国威向上、「国家」意識を育成するために

事実を隠蔽、ねつ造しても「反日」が悪用されいる。

(アンチ巨人の日本の意識で自らの立ち位置をつくって

 アイデンティティーをつくる…)

 

特に人口の多い中国の国家政策「移民・移住」には、

国策と「人民」の間に裏表の一致があるだろう。

 

アジア版のナチズムのような中華主義が高揚する中国で、

ウィグル・チベット・南モンゴルを虐殺・弾圧する

自由・人権のない中国の「人民」の人々の心の奥には、

中国よりも普通の国に移住したい濃密な気持ちがあるだろう。

(この気持ちを出すと簡単に非「人民」扱いされるでの言えない…)

 

この複雑な気持ちは、

1987年に民主化宣言した韓国でも同様で、

在日朝鮮系の人々には、

日本よりも苦い問題がある若い国の朝鮮半島諸国に対して

真の「母国」意識が希薄だろう。

(ここ二年、韓国国籍離脱者は約20万人も…)

 

【蛇足】「移民」産出システム?グローバリゼーションVS中華主義

ドイツは昔からトルコからの移民・移住え安い労働力を確保し、トルコ人の共生、ドイツ社会への融合化を行ってきた。次に、ドイツは中東・シリアから安い労働力を確保する移民・移住を国策にした。この移民・移住の国策を欧州(EU・欧州連合の主導)で多くの国が模倣し、目下、諸処問題が起きており、EU崩壊の可能性を高めている。

 

これらの移民・移住の国策は、現代的な合法的半奴隷制度だろう。 欧米は、シリアなどの不安定な移民の産出地を間接的(放置・放任して)につくりだしているようだ。

また、アジアでは、 人権を奪って半奴隷化した「人民」を 世界に移民させている。

21世紀初頭を世界史上、マクロで見れば、「移民」の裏には、急激に増えた国々で不安定な母国・社会をつくる、巧みな、現代的な新・植民地主義がある。

植民地主義時代を継承する旧・西側陣営のグローバリゼーション、「移民」受け入れの西洋版・反ナチズムと新たに生まれた東洋版ナチズムの中華主義と自国での半共生「移民」政策による世界の奪い合い、経済植民地の奪い合いが現代の縮図だ。