現代的植民地主義=グローバリゼーションの一部≒ネズミ講 | あらやす日(本)誌

現代的植民地主義=グローバリゼーションの一部≒ネズミ講

かつて、

19世紀後半まで、

歴史に残りやすく、

目に見えやすい欧米列強諸国の植民地主義で

世界中で侵略行為が行われた。

 

さて、

はて、

現代も…?

 

歴史上、

悪しき過去の植民地主義を歴史的教訓として学んだ人々は、

行為とその責任、収益を分散化させて、

さらにセキュリティを向上したアップグレードで、

見えにくく、わかりにくい現代的植民地主義をシステム化しているようだ。

実際、

見えにくく、世論操作もしやすく、

工夫した現代的植民地主義が世界中に蔓延しているようだ。

 

現代的植民地支配のための主力の兵器として、

見えやすい行為になる「軍」ではなく、

見えにくく、ぼかしやすい「金」を中心にして、

さらに「情報」を活用して各種の「便宜」等も活用しているようだ。

 

こうした現代的な侵略行為の主体は

見えやすい国家行為ではなく、

見えにくい民間レベルの経済活動が中心なので、

名義等も誤魔化しやすく、

その実態が見えにくい。

(例:株式や土地購入時等の契約書等の名義を誤魔化せる)

 

また、

賛同しやすいスローガンをきれいな衣(ソフト的概念)にして、

悪しき実態を隠蔽しているようだ。

たとえば、

きれいなソフトな衣(現代の鎧=知的な武装)では、

反国家主義、反共産主義、

資本主義、民主主義、自由主義などを謳っている。

(日本国憲法の「平和主義」や、

 信用できる有名な企業名や国籍名もうまく使って…)

 

また、

固めのハード=軍事上では、

国と国の対立を見せているが、

最後の手段でしかなく、あまり目立たない。

(英米仏のシリア攻撃は非常に目立ったが…

 最後に近い手段であり、全体のほんの一部だろう)

 

こうした諸政策で、

裏にある経済侵略の実態を隠蔽して、

一見して正当化しやすい工夫をしているようだ。

 

【蛇足】

東西冷戦時代に準・中立化政策のために活用してきた日本国憲法独自の「平和主義」は、アメリカを中心に諸外国に「平和」を依存できた、きれいでソフトな衣だった。

しかし、東西冷戦終焉後、この四半世紀、アメリカの修正孤立主義(覇権主義の縮小)への転嫁等で、日本のまとった衣は透明になり、希薄化して丸裸のように見えつつある。

日本は、東西冷戦終焉時、プラザ合意(円高路線)、バブル&バブル崩壊(1980年代後半〜1990年代)からグローバリゼーションの餌食になり、日本のアイデンティティーを抑制できる「平和主義」の衣をグローバリゼーションの一部の勢力は左派・護憲派を使ってうまく利用しようとしている(すでに利用されている…)。

現・日本国憲法を維持すれば、世界共通の普通の国家責務である「国民の生命・資産」の防衛を日本は普通に行使できないので(普通のことを行使したら違憲・違法…)、グローバリゼーションを合法的に席巻しやすい土壌を維持できるのだ。

 

 

この現代的な侵略行為の主体は、

グローバリゼーションの一部だと言えるが、

明確な思想や信仰的な強烈な主張がなく、

国家名や国家のトップ層のような顔も見えにくく、

植民地主義や帝国主義のようなわかりやすい定義もまだ生まれていない。

 

彼らは、

詐欺まがいの犯罪行為に類似しているので、

証拠隠滅に専念する知能犯の集団もつくって、

高度なネットワークが構築されているのだろう。

 

こうしたグローバリゼーションの一部の動きは、

現代的な植民地主義のようになっているが、

簡単にいえば、

それは私利私欲的な、経済侵略のためのネズミ講か…。

そして、

ネズミ講の親玉に近い若い人々は世界中を飛び回っているか、

ご年配の方々は豪邸で優雅な生活をしているのだろう。

 

現代的な植民地主義は、

「金」が主力兵器なので、

軍事攻撃のようなわかりやすい事実が見えないことで、

隠蔽している事実について、

学術的にも統計的にも数値化しようとしていない。

(定義・数値化しないことは、

 現代的植民地主義による阻害行為によるものか…)

 

歴史の教訓を学んだ現代的な植民地主義は

裏工作で悪しき実態を隠蔽するが、

奪いたい収益源には共通性がある。

それらは、

資源(鉱物資源・不動産等)、労働力、ノウハウ、

企業(株式)、経済市場等の支配であり、

昔も今もほぼ同じような資産価値をねらっている。

 

奪取した資源が世界の市場にどのように流れているのか?

欧州各国での移民・難民の受入数の違い、雇用支援は?

外国人株主(名義上は同国人だが…)による企業支配の割合は?

などなど、

こうした答えは、

国連等の調査や統計で見やすいだろうが…

諸圧力で実態を見せにくくして、

論外にして単に問題視しない風潮もつくられているのだろう。

 

【蛇足】

・国内問題としては、昨年から長期間、国会と世論を占拠しているモリカケ問題には財務省・文科省の行政権(国家の諸政策等)がからんいるので、当然、グローバリゼーションの動きが裏にある。しかし、グローバリゼーションは具体的に言説化しにくく、表面化しにくくいので、実態が誤魔化されているのが現実だ。

モリカケ問題(森友学園問題、加計問題)には、日本の肥大した行政権=国家主義による諸規制や日本主義的な国家観の再生を弱めたいグローバリゼーションの圧力、この圧力に抵抗する反作用が裏にあるのだろう。反・安倍政権の勢力は、最前線の表に出すのは左派系にして、その周辺や裏でグローバリゼーション派が加勢しているのだろう。

 

・国際問題としては、シリア問題、自称イスラム国(ISIS)の問題には、表に出る国家的対立だけでなく、裏には明確に中東での現代的な植民地主義による石油資源の奪取があり、二次的な悪徳ビジネスとして不安定な地域で移民をつくって労働力を供給する人身売買的な仕組みがある。多くの移民を受け入れる欧州の政界・経済界では人口減少等の社会的問題を回避するために移民の裏ビジネスに深く関与しているのだろう。

自称イスラム国(ISIS)は、比較的見えやすい中東での資源奪取になっているが、民間レベルの悪者=海賊的な山賊行為にすることで(短期間で2万人以上のISISの傭兵確保等で)莫大な投資が必要な組織的な犯罪であることを隠蔽しているようだ。

・南スーダン問題にもアフリカ有数の石油資源(南北スーダンの国境付近)があることから、当然、資源奪取の問題が見えるが、こうした事実が隠蔽されているようだ。南北スーダンの国境付近に石油資源が発見されなかったらスーダンが南北に分裂することはなかっただろう。