第二次朝鮮戦争の可能性〜米本土攻撃用の核ミサイルの過激性
20世紀に入ってからここ百年くらい、
アメリカ本土へ攻撃される可能性を想定しないで、
アメリカは国外で多くの戦争に参戦した。
第一次・第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争、アフガン戦争、イラク戦争等、
これらのアメリカ参戦はアメリカ本土が戦場にならずに、
諸外国の国益優先=アメリカ第二・第三主義の惨物(産物)で、
戦場で多くのアメリカ人が犠牲になった。
アメリカ人の若人の命を引き替えに、
これらの戦争で利権をもっとも得たのは
アメリカの一部の産業界(石油メジャー、国際金融会社等)で、
ほとんどは無国籍企業や諸外国の利益になっただろう。
1945年、
日本が真珠湾攻撃したハワイはアメリカ本土とは言いがたいし、
日本の攻撃は一般市民の被害を最小限にする艦船と軍事基地への攻撃だった。
(現代軍事学以上、アメリカの石油禁輸等の経済制裁はほぼ宣戦布告で奇襲とも言いがたい…)
1962年、
キューバ危機(旧ソ連がキューバのミサイル配備支援)では、
アメリカの首都ワシントン、東海岸の本土攻撃を想定できたが、
このキューバ危機時にはミサイルのテスト発射もなかった。
昨今のアメリカ本土攻撃を公言して行われた北朝鮮の核ミサイル発射テストは、
アメリカ建国以来、初めての大規模なアメリカ本土攻撃を想定している。
今までに、
アメリカは本土攻撃の危機感もないのに
戦争を正当化して多くの戦争に参戦した。
こうしたアメリカの従来の参戦意識、歴史的事実を普通に見れば、
北朝鮮政府はごく普通に戦争を認識しているのではないか、
と普通に思わざるをえない。
北朝鮮には戦争で収奪すべき資源の利権もあり
(北朝鮮には世界有数のウラン鉱脈、レアメタルの鉱物資源がある…)
今までおきたアメリカ第二・第三主義的な戦争も起こる。
また、
北朝鮮のアメリカ本土攻撃の計画を素直に考えれば、
アメリカ第一主義で普通の国家防衛、普通の安全保障に普通の刺激を与えて、
普通の戦意がアメリカ国内で普通に出てくる。
【蛇足】
・普通の国家防衛、普通の安全保障を喪失した日本では、北朝鮮の脅威を普通に素直に見ることができないようだ。昨年から森友・加計学園問題を国会や世論で優先することになり、まさしく平和の妄想の「盛りかけ」丼を味わっている風潮がある。東西冷戦時代も完成された核兵器の脅威を論外(脳外)にして、核シェルター後進国になっている日本では、北朝鮮で開発中の核兵器は核の脅威以前のイメージ、脅威どころか、脅威ゼロ以前のイメージなのだろう。Jアラート(全国瞬時警報)に対する批判に対して、嫌悪感も示さずに受容してしまう姿勢は、核シェルター後進国・日本の土壌では当然出てくる。
この日本の平和ボケによって、平和を脅かす中国の領海侵攻や北朝鮮の核開発を宥和政策的になかば放置したことで、中国大陸諸国で安全保障上のリスクを大きくしている。まさしく、リスクのバブル化だ。
・ノーベル平和賞を受賞したICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン: International Campaign to Abolish Nuclear Weapons)はなぜ、核開発をしている北朝鮮を問題にしないのか?ICANは日本で安部首相に面談要請したが北朝鮮になぜ行かないのか?と普通のジャーナリズム精神を持った取材、問い合わせが出てくるだろうが…そもそもICANは北朝鮮を問題にしたが、その話をメディアが公開しないだけで、北朝鮮は面談・入国拒否したのか?北朝鮮はまだ核開発中でまだ完成していないので「核兵器廃絶キャンペーン」の対象にできずに、眼中にまったくないのか?…不明。