STAP騒動で見たメディアの異常性~2014年最大の日本の悲劇 | あらやす日(本)誌

STAP騒動で見たメディアの異常性~2014年最大の日本の悲劇

STAP騒動は悲惨な結末で終わった。
高く持ち上げて奈落に落とした感じだ。

STAP細胞の存在を過信した間違った論文、STAP細胞の再現実験の失敗は、
有象無象のアイディア、仮説の中で発展してきたこれまでの科学の歴史の一コマでしかない。

たしかに、
ハーバード大学のバカンティ氏(当時・教授)の強力な後ろ楯で意を強くしたこともあって、
小保方研究員の論文は自分のアイディアにおぼれたお粗末なものだった。

ねつ造まがいのお粗末な論文であったことは事実だが、
研究者の若気の至りで済ませることができるレベルだったのではないか、
と擁護したくなる気持ちがある。

ところが、
そうした寛容な精神はまったく払拭され、
騒動は大きくなり続け、
ついに、
小保方論文を査読する立場にあった、
ノーベル賞級の研究者だった小保方研究員の上司、
笹井芳樹氏の自殺という断じてあってはならないことが起きた。

笹井氏の自殺でメディアが煽ったSTAP騒動は沈静化していき、
さながら、
笹井氏の自殺が物語の最後、最終目標だったのではないか、
そう思えるくらい不幸な悲劇的な結末になってしまった。

【参考】笹井氏の死による損失
NHK等のテレビと週刊誌等が、小保方研究員と笹井氏の色恋沙汰の妄想まで持ち出して誇張されたSTAP騒動を起こしたことは事実だ。STAP騒動が、日本を代表する科学研究のメッカである理研の権威、日本の科学界の権威を傷つけたことも事実だ。
そして、世界的な研究者であった笹井氏の死も事実であり、笹井氏の死で氏の研究グループは瓦解し、笹井氏が進めていた多くの再生細胞関連などのプロジェクトが頓挫したことも事実だ。これらの事実から推計する経済的な損失は莫大なもので、これらの損失を出すことが本当のねらいだったのではないか…と思ってしまう。結果的にメディアがこうした莫大な損失の計上に加担していたことは紛れもない事実だろう。

【参考】ハーバード大学・元教授バカンティ氏の背後
ハーバード大学のバカンティ氏は、なぜ?、自ら説得力のある再現実験もせずにSTAP細胞の存在を自らの職位をかけてまで声高に最後まで肯定したのか(バカンティ氏はSTAP問題で教授職をやめている)、それが今回の騒動の謎を解く最大の鍵かもしれない。バカンティ氏には数人の兄弟がいてほぼ全員が医薬・医療関連の研究者だから、兄弟に正常な人的関係があれば基礎的なアドバイスもあっただろう。その意味でバカンティ一族数人が今回の騒動にからんでいる可能性がある。


STAP騒動は、
日本の国益に大きくかかわる事件であり、
再発防止のためにも国家予算をかけて調査を徹底的にしてほしいものだ(特定秘密になるだろうが…メディアがかかわることなのでメディアはあえて追求しないだろう)。


最初からこの結末を予期していた人もいただろうが、
ある時期から確実に誰かが大きく傷つき、自殺するのではないか、
と予想できた人は多かったのではないだろうか。

予想できたという意味で、
騒動を煽った関係者には殺人の共犯に近い動機、
犯罪性がはらんでいる。

心ある日本人ならば、
この騒動を煽った関係者、
多くのメディア関係者は反省していることだろう(そう思いたいが…)。

どれだけ反省しても死者は蘇らないが…
犠牲者をもうこれ以上出すわけにはゆかない。

イギリス等のようにメディア規制をしない限り、
今後もメディアの姿勢は変わらないだろう。

有名人になったら人権が喪失するかのような風潮にも問題があり、
人権を蹂躙して人の命さえも奪うハイエナのようなメディアから人を守る方策とは?
それを今後は考えてゆかないといけないのだろう。