恥2.0や世間体2.0への構想元年~「一般意志2.0」の各論
「民主主義2.0」を最初につぶやいた東浩紀氏が、
「一般意志2.0」を出版した。
「一般意志」とは、
18世紀半ばにフランスの思想家ルソーが『社会契約論』の中で説いた概念。
簡単に言えば、
「民意」「世論」のことで、
個々の人々の持つ異なった思想を自然に集約した1個の解のことだが、
大前提として「つねに正しく、公共の利益になる」ものだ。
個人的にかなり極論して思うに、
昔からある日本の伝統的概念である、
「恥」や「世間体」も一種の一般意志ではないかと思う。
アメリカの軍事技術だったインターネット技術がWINDOWS95と共に、
一気に商用利用されたのが1995年。
グーグルが創業したのもその頃だ。
それから15年が過ぎた今、
ネット社会の情報技術を世界中の多くの人々が使いこなしている。
「一般意志2.0」は、
ルソーがつぶやいた不可解な謎の言葉である「一般意志」を、
インターネットの発達を背景にして東氏が現代的個人的解釈で、
アップデートしたものだ。
奇しくも、
今年、2011年は、
インターネット上のさまざまな言説に多くの人々が注視し、
国民と政府の間を連結する「一般意志2.0」を想念できる好機だった。
東日本大震災に起因しておきた福島第一原発事故がまき散らした未曾有の放射能汚染。
この放射能汚染事故に対する政府と報道機関としての大手メディアによる、
情報非公開=隠蔽という不手際を、
インターネットによる情報交換が大きく補完した。
また、
今年起きた中東でのジャスミン革命は、
フェイスブックなどの情報技術が利用されたという。
その意味で、
2011年の今、
東浩紀氏が書いた「一般意志2.0」は、
ネット社会がもたらす新しい民主主義の姿として、
総論のようなものに思える。
そして、
次のステップとして、
各論として、
それぞれの社会、国に特有な制度や社会的ソフト資産に目が向けられてゆくと思う。
今後、
これらのソフトのアップデートが必要になってくるのではないか?
と思う。
思うに、
「恥2.0」や「世間体2.0」等、
日本独自の社会的概念の民主主義的アップデートが必要なのだろう。
「恥」や「世間体」は、
「一般意志」のさらに深いところにあるが日本的なわかりやすいメタ概念だが、
風化しつつある直感的行動様式だと言える。
今や、
放射能汚染調査をろくにしないで東日本の魚介類・農産物を販売している現状は、
アップデートどころかバージョンダウンで、
恥0.01未満、世間体0.01未満と退行しているようで、
恥も外聞もない状況になりつつあると断言できる。
デジタルなIT技術云々の問題ではなく、
アナログ段階で異常な不良ソフトになっているのが、
今の日本社会のようだ。
しかし、
ネット上ではこうした異常な現状に対しての批判が正論として出ており、
大きな救いになっている。
しかし、
過剰に楽観的に情報技術に依存することも危険だ。
中国のように数万人規模のサイバー部隊を擁して、
ネット世論を操作していることも事実であり、
日本でも有名掲示板などで多くの下請け工作員が暗躍している。
インターネット等による世論操作に対して、
個人が情報をそのまま鵜呑みにせずに、
独自に情報を検証・評価・判断してゆくかが重要になってくる。
アナログ的な従来の既存の報道機関が公平なフツーの報道を行って、
また、
同時にネットの情報と相乗効果を生むことで、
社会を良い方向に変化させる「一般意志」が醸成できるでのはないだろうか。
「一般意志2.0」を出版した。
「一般意志」とは、
18世紀半ばにフランスの思想家ルソーが『社会契約論』の中で説いた概念。
簡単に言えば、
「民意」「世論」のことで、
個々の人々の持つ異なった思想を自然に集約した1個の解のことだが、
大前提として「つねに正しく、公共の利益になる」ものだ。
個人的にかなり極論して思うに、
昔からある日本の伝統的概念である、
「恥」や「世間体」も一種の一般意志ではないかと思う。
| 一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル | |
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アメリカの軍事技術だったインターネット技術がWINDOWS95と共に、
一気に商用利用されたのが1995年。
グーグルが創業したのもその頃だ。
それから15年が過ぎた今、
ネット社会の情報技術を世界中の多くの人々が使いこなしている。
「一般意志2.0」は、
ルソーがつぶやいた不可解な謎の言葉である「一般意志」を、
インターネットの発達を背景にして東氏が現代的個人的解釈で、
アップデートしたものだ。
奇しくも、
今年、2011年は、
インターネット上のさまざまな言説に多くの人々が注視し、
国民と政府の間を連結する「一般意志2.0」を想念できる好機だった。
東日本大震災に起因しておきた福島第一原発事故がまき散らした未曾有の放射能汚染。
この放射能汚染事故に対する政府と報道機関としての大手メディアによる、
情報非公開=隠蔽という不手際を、
インターネットによる情報交換が大きく補完した。
また、
今年起きた中東でのジャスミン革命は、
フェイスブックなどの情報技術が利用されたという。
その意味で、
2011年の今、
東浩紀氏が書いた「一般意志2.0」は、
ネット社会がもたらす新しい民主主義の姿として、
総論のようなものに思える。
そして、
次のステップとして、
各論として、
それぞれの社会、国に特有な制度や社会的ソフト資産に目が向けられてゆくと思う。
今後、
これらのソフトのアップデートが必要になってくるのではないか?
と思う。
思うに、
「恥2.0」や「世間体2.0」等、
日本独自の社会的概念の民主主義的アップデートが必要なのだろう。
「恥」や「世間体」は、
「一般意志」のさらに深いところにあるが日本的なわかりやすいメタ概念だが、
風化しつつある直感的行動様式だと言える。
今や、
放射能汚染調査をろくにしないで東日本の魚介類・農産物を販売している現状は、
アップデートどころかバージョンダウンで、
恥0.01未満、世間体0.01未満と退行しているようで、
恥も外聞もない状況になりつつあると断言できる。
デジタルなIT技術云々の問題ではなく、
アナログ段階で異常な不良ソフトになっているのが、
今の日本社会のようだ。
しかし、
ネット上ではこうした異常な現状に対しての批判が正論として出ており、
大きな救いになっている。
しかし、
過剰に楽観的に情報技術に依存することも危険だ。
中国のように数万人規模のサイバー部隊を擁して、
ネット世論を操作していることも事実であり、
日本でも有名掲示板などで多くの下請け工作員が暗躍している。
インターネット等による世論操作に対して、
個人が情報をそのまま鵜呑みにせずに、
独自に情報を検証・評価・判断してゆくかが重要になってくる。
アナログ的な従来の既存の報道機関が公平なフツーの報道を行って、
また、
同時にネットの情報と相乗効果を生むことで、
社会を良い方向に変化させる「一般意志」が醸成できるでのはないだろうか。
