NHK「原爆投下 活(い)かされなかった極秘情報」の警鐘
終戦から66年。
今日8/9は長崎原爆投下の日。
この日、7万4千人以上がプルトニウム型原爆で被爆して亡くなった。
NHKスペシャル「原爆投下 活(い)かされなかった極秘情報」(8/6放映)によると、
広島・長崎の原爆投下を事前に日本の軍部(参謀本部)は察知していたと言う。
参謀本部・井上中佐(梅津参謀総長の側近)の備忘録では、
1945/8/9、
長崎原爆投下5時間前に、
8/9に広島に原爆を投下した「特殊任務機」がアメリカ空軍基地のあるテニアン島を飛び立ったことをその機のコールサイン(V675等:部隊の暗号名)で察知していた。
↑NHKスペシャル「原爆投下 活(い)かされなかった極秘情報」:井上中佐の備忘録の映像
当時の旧・日本陸軍の特種情報部は、
その「特殊任務機」の部隊がB29爆撃機10数機の編成で、100機以上で編成される通常の爆撃部隊とは異なる部隊だということをコールサインなどから察知していた。
そして、その情報は広島への原爆投下時前から参謀本部にも伝達され、広島、長崎の原爆投下時にこの「特殊任務機」の基地からの離陸などの情報をつかんでいた。
しかし、
空襲警報は広島でも長崎でも鳴らなかった。
ただ、
素朴な根本的な疑問として、
コールサインだけで原爆を搭載した爆撃機を特定して、
しかも、行き先まで特定して空襲警報を出せたか?
それは非常に大きな疑問だ。
出せたのに出せなかった警報…
フクシマでも同じことが繰り返されたのではないか?
ここまで因果関係を無理して作って制作した、
この番組の意図は…
福島原発の放射能飛散情報等の隠ぺい問題への警鐘だと思われる。
そして、
さらに、
内部被ばくの実態は…
NHKスペシャル「封印された原爆報告書」(2010/8、2011/8放映)によると、
アメリカ公文書図書館に日本政府(軍部)と東大・都築教授率いる医師グループが作成した厖大な原爆被爆調査報告書が眠っている。
報告書は180冊、計約1万ページにのぼり、
その中には、被ばく者の経過観察だけでなく(治療経過は不明)、驚いたことにアドレナリン投与による血圧の変動実験のような、モルモット実験のようなものまでまとめている。
また、「入市(にゅうし)被ばく」(原爆投下後に被爆地に入った被爆者の内部被ばく)のレポートも残っている。「入市(にゅうし)被ばく」については、原爆症訴訟で裁判所・政府は半世紀以上認めていなかった。
1945年時点で「入市被ばく」等の報告書を、日本政府はわざわざ全文を英文翻訳までしてアメリカに差し出していながら、国内の原爆症の訴訟において日本の裁判所・政府が入市被ばくを認めたのは、つい最近、2007年(平成19年)のこと。
【参考】たね蒔きジャーナル:広島・長崎「内部被ばく」の実態~琉球大・矢ケ崎克馬氏
http://ameblo.jp/ararada/entry-10965313179.html
内部被ばくにおいても、
歴史は繰り返すのか…。
【蛇足】
NHKのこの2番組の放映は民放にはできない快挙だと思いたいが、営業(広告)せずに、高い聴取料を取って年間予算約6千7百億円という莫大な製作費(たぶん毎年予算を少しだけ残して不足状態(赤字)にして残り全部を使い切ることに相当苦労していると思うが)と、下請け・関連会社の内部留保構造のNHKグループ社員約2万人を使えるのだからこのレベルの番組が毎月1本できても当然だと思う。ちなみに、フジテレビは売上約3千億円、社員約1500人だから、NHKの予算の半分以下、社員規模は1/10以下。
今日8/9は長崎原爆投下の日。
この日、7万4千人以上がプルトニウム型原爆で被爆して亡くなった。
NHKスペシャル「原爆投下 活(い)かされなかった極秘情報」(8/6放映)によると、
広島・長崎の原爆投下を事前に日本の軍部(参謀本部)は察知していたと言う。
参謀本部・井上中佐(梅津参謀総長の側近)の備忘録では、
1945/8/9、
長崎原爆投下5時間前に、
8/9に広島に原爆を投下した「特殊任務機」がアメリカ空軍基地のあるテニアン島を飛び立ったことをその機のコールサイン(V675等:部隊の暗号名)で察知していた。
↑NHKスペシャル「原爆投下 活(い)かされなかった極秘情報」:井上中佐の備忘録の映像
当時の旧・日本陸軍の特種情報部は、
その「特殊任務機」の部隊がB29爆撃機10数機の編成で、100機以上で編成される通常の爆撃部隊とは異なる部隊だということをコールサインなどから察知していた。
そして、その情報は広島への原爆投下時前から参謀本部にも伝達され、広島、長崎の原爆投下時にこの「特殊任務機」の基地からの離陸などの情報をつかんでいた。
しかし、
空襲警報は広島でも長崎でも鳴らなかった。
ただ、
素朴な根本的な疑問として、
コールサインだけで原爆を搭載した爆撃機を特定して、
しかも、行き先まで特定して空襲警報を出せたか?
それは非常に大きな疑問だ。
出せたのに出せなかった警報…
フクシマでも同じことが繰り返されたのではないか?
ここまで因果関係を無理して作って制作した、
この番組の意図は…
福島原発の放射能飛散情報等の隠ぺい問題への警鐘だと思われる。
そして、
さらに、
内部被ばくの実態は…
NHKスペシャル「封印された原爆報告書」(2010/8、2011/8放映)によると、
アメリカ公文書図書館に日本政府(軍部)と東大・都築教授率いる医師グループが作成した厖大な原爆被爆調査報告書が眠っている。
報告書は180冊、計約1万ページにのぼり、
その中には、被ばく者の経過観察だけでなく(治療経過は不明)、驚いたことにアドレナリン投与による血圧の変動実験のような、モルモット実験のようなものまでまとめている。
また、「入市(にゅうし)被ばく」(原爆投下後に被爆地に入った被爆者の内部被ばく)のレポートも残っている。「入市(にゅうし)被ばく」については、原爆症訴訟で裁判所・政府は半世紀以上認めていなかった。
1945年時点で「入市被ばく」等の報告書を、日本政府はわざわざ全文を英文翻訳までしてアメリカに差し出していながら、国内の原爆症の訴訟において日本の裁判所・政府が入市被ばくを認めたのは、つい最近、2007年(平成19年)のこと。
【参考】たね蒔きジャーナル:広島・長崎「内部被ばく」の実態~琉球大・矢ケ崎克馬氏
http://ameblo.jp/ararada/entry-10965313179.html
内部被ばくにおいても、
歴史は繰り返すのか…。
【蛇足】
NHKのこの2番組の放映は民放にはできない快挙だと思いたいが、営業(広告)せずに、高い聴取料を取って年間予算約6千7百億円という莫大な製作費(たぶん毎年予算を少しだけ残して不足状態(赤字)にして残り全部を使い切ることに相当苦労していると思うが)と、下請け・関連会社の内部留保構造のNHKグループ社員約2万人を使えるのだからこのレベルの番組が毎月1本できても当然だと思う。ちなみに、フジテレビは売上約3千億円、社員約1500人だから、NHKの予算の半分以下、社員規模は1/10以下。

