原発事故:東電は無理~ただちに全権を政府に? | あらやす日(本)誌

原発事故:東電は無理~ただちに全権を政府に?

テレ朝の「朝まで生テレビ」(4/30)で、
原発推進派の石川迪夫氏(日本原子力技術協会最高顧問)は、
個人的には、
1号機は全部炉心溶融していると思っていると。

最悪、原子炉(1号機?)に1,000万キューリーの放射能が溜まっている可能性があると。
※1,000キューリーの被曝で1人死ぬというから1万人を殺せる放射能レベル。

東電の発表では、
1号機は当初65%の溶融としていたが最近50%程度だと溶融予測を下げている。

また、
氏はシールド(放射線防護壁)を持った前線基地を作って、
「化け物」(溶融の実態)の正体を把握して作業をすべきだと。

実際、原子炉の蓋を開けなければ炉心溶融率は確定できない。
ならば、
最悪の事態を想定して行動するのが当たり前だろう。

また、
原発反対派の飯田哲也氏(環境エネルギー政策研究所所長)は、
日露戦争の日本海海戦で商船(東電)で戦っているようなものだと。

まったくその通りだ。

両者の共通意見は、
今おきている原発事故は、
「戦争」だということだ。

人類史上、希有希な未曾有な事態にあって、
放射能を垂れ流す敵=核燃料をどう抑制し制御するか?
という「戦争」だ。

そして、
このままでは負け戦だ。

しかし、
負け戦を隠蔽したら、
かつての歴史を繰り返すだけでまったく進歩がない。

最悪な事態を想定して、
最高の体制で臨むべき事故に対して、
今の日本の対応は最低だ。

東電等の民間企業では無理だから、
ただちに全権を政府に委譲し…と言いたいが、
委譲された政府のチームが東電チームより劣っていたら、
さらに最悪な事態になる。

このさらに最悪な事態が想定されるから、
政府や行政は動けないのだろう。