ドイツ気象庁発表の3/22:放射能飛散図 | あらやす日(本)誌

ドイツ気象庁発表の3/22:放射能飛散図

3/20、ドイツ気象庁がWEB上に3/22の日本における放射能飛散予想図を載せた。

内なるアメーバを探して


ピンク・赤が高濃度で青が低濃度で、図での単位はBq/立方メートル(放射性物質の原子核の崩壊数を表わす「ベクレル」)。

最近よく指数に使われているシーベルト(Sv)ではないのでどの程度に評価すべきかは不明。

【参考】東北電力「シーベルトとベクレル」

ドイツ気象庁がここまでして監視している理由はどこにあるのか?

福島第一原発の規模の大きさ(チェルノブイリの100倍の核燃料を福島第一原発が所有)もあるだろうが、
特に欧米(当然日本も)が恐れているのは福島第一原発3号建屋保管プールにあるプルトニウムからの放射線・放射性物質飛散の危険性だ。
プルトニウムは少量(通常燃料のウランの20万倍以上??の毒性)でも人体に影響を与えるので最悪の場合欧米への飛散で人体に影響をあたえる可能性がある。
だから、
現場も必死に3号建屋屋外から放水をしている。

不幸なことに、
このプルトニウムによる原子炉運転を始めたのは4ヶ月前、昨年2010年10月下旬のことだ。それまで10年にわたって福島県と地元はこの危険な核燃料を拒否してきたのだ。

【参考】日本でのプルトニウム(MOX燃料)原子炉
運転中の原子炉は3基で玄海原発3号機(佐賀県)、高浜原子力発電所4号機(福井県)、伊方原子力発電所3号機(愛媛県)。なお女川原発3号機(宮城県)等も許可が出て準備中。偶然なのか高浜原子力発電所、伊方原子力発電所、福島第一原発は反対運動にもかかわらず昨年2010年から運転を行っている。


日本の気象庁も間違いなくこの種の予想図を作成しているはずなので日々公表してほしいと思う。現時点で飛散している放射性物質に「ただち」には人体に影響がないと評価しているから飛散地域の予測公表をしていないのだろう。
しかし、
地表に落ちた放射性物質は日々この一瞬も蓄積してゆくのでその蓄積量を計算してゆくべきだろう。