G20でも日本は弱腰~円高歯止めの意志薄弱 | あらやす日(本)誌

G20でも日本は弱腰~円高歯止めの意志薄弱

韓国・ソウルで10/23から開催されている、
主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、
せっかく「通貨安」が大きなテーマになった会議なのに、
日本の存在感は小さい。
日本には会議に向けた戦略が見えない。
韓国旅行のつもりでソウルに行ったのか?
国益をかけて戦う気力がないのだ。

外国通貨安の悪・影響をもろに受けいるのに、
通貨安容認のドイツ・中国と、
対中強硬姿勢のアメリカ・韓国との対立の中で、
どっちつかずの中途半端な姿勢で終始した。

日本は西欧人の大好きな自由主義経済のお題目をとなえて、
一般論として「露骨な為替操作」を正々堂々と非難して、
為替の安定を明確に打ち出して欲しかったが…

とはいえ、
それでは孤立は必至なので、
ここは腹を決めて、
EU(ドイツ)、中国、アメリカの3大陣営の、
いずれかの国と組んで、
いずれかの陣営の為替操作による通貨安に歯止めをかけるべきだろう。
これで円高は少しは和らぐ。

しかし、
「二兎を追う者は一兎をも得ず」ならぬ、
「二兎を追わぬ者は当然一兎をも得ず」の注視状態。

日本の輸出額の観点から、
もっとも大きな通貨安による経済効果を求めるならば、
アメリカ(ドル)に組して、
中国(元)・EU(ユーロ)の為替操作に歯止めをかけることか。

このまま戦わずに注視して見て見ぬふりでは、
円は半年で70円になるだろう。

日本に本当に主体としての国があるのか?
戦うことを忘れてしまったらもはや国ではないのではないか…と、
日増しに疑問が大きくなるこの頃である。

これでは、
中国かアメリカの属国になった方が、
国民の生命・財産をより確実に防衛できるのかもしれない。