今日、ノンストップを観ていたら取り上げていた議題だった。



と言うのも、先日の藤圭子さんの葬儀に関して、


娘の宇多田さん、というよりお母様のご意向!?


とのことで、実兄の方を葬儀に参列させなかった。


そのことがあれやこれやとマスコミを通じて


泥仕合のようになっているのを受けて、


このような議題になったようですが・・・



で、私の個人的意見と言うか、実体験で言いますと、


私は実父の葬儀のときに父の兄弟には声を掛けました。


と言いますか、私は遠方におりましたので妹夫婦が


近所に住む叔母に連絡をしたところ、そこから兄弟たちに


連絡が行き、集まってくれたと言う感じになります。



私の父は生前、自分兄弟たちと盛んに交流を持って


いるよう感じではありませんでした。


それでも、2番目のお姉さんと妹とはそれなりには


付き合いだったり、電話等のやりとりはあったみたいです。



一度、父が病気をして入院したときがありました。


あと一歩病院がくるのが遅かったら壊死になる状態で


手術を受けることになったのですが、父は手術をする前に


自分の兄弟たちへは連絡をしないように・・・と私には言いました。


で、私の母方の祖母に連絡をしたときに、その話をしたら


逆に絶対に連絡をしなきゃだめだ!って叱られました。


もし、万が一のことがあったときに何で知らせなかった?って


なるんだから、連絡だけは入れておきなさいって言うことだったので


父には内緒で伯父と叔母たちに連絡を入れました。


すると、手術当日に何人も兄弟たちが心配で来てくれました。


父は、「何で言ったのさぁ!」と言いながらも怒ってはいませんでした。


そして、手術直前に手術室に向かうときに兄弟たちの顔を見て


何だかとってもホッとしたような顔を見せました。


あんなに強がっていても本当は来てくれて嬉しかったんだろうな


って思ったのと、話してよかったなって思いました。



そして、それから数年後に父は亡くなるわけですが、


きっと父は兄弟や自分の甥っ子、姪っ子たちに集まってもらえて


とても嬉しかったんじゃないかなって思います。


もしかしたら、夜に酒を飲んで話しているのに自分も参加したくて


ウズウズしていたのかもな・・・なんて想像したりもしていました。



だから、最後に兄弟の顔を見たりできて多少の親孝行は


出来たのかもと思っております。



私自身に置き換えると、私には妹がいますが、


例えばですけど、妹が亡くなったときに甥っ子から


来るのを拒まれたらとっても悲しいなって思います。


最期の顔を見て、そして、妹の最期のときを姉として


過ごしたいと思いますし、出棺まで立ち会いたいと思います。



だから、同じように自分の親の兄弟もそう思うんじゃないか?


って思います。



けれど、いろいろな事情で仲たがいしたり、疎遠になってる


場合もありましょう。


私の父も長男とは仲たがいをしていて、ずっと会っておりませんでした。


それでも、連絡は入れました。


ただ、長男が遠方と高齢なのもあり参列は出来ませんでした。


けど、お詫びの電話と弔電、香典等はきちんとしてくださいました。



ちゃんと伝えてよかったと思っています。



けれど、テレビで観ているとお金が絡んだり、あれやこれやと


いろいろとありそうなんで難しい面もあるのかもしれませんが・・・


ただ、私個人としては、私じゃなくて、父には私の親と言う面だけではなく、


伯父や叔母たちとの兄弟としての部分だってあるわけです。


私の知らない父をいっぱいいっぱい過ごして、泣いたり笑ったりが


あったはずです。


その部分を娘だからってことで特権的に奪ってもいいのかな?


とは思うというか、心が痛むなって感じが個人的にはします。



とは言っても家、家でいろいろとありますもんね。


まぁあくまでも、私個人の経験談と、自分なら・・・って話です。