先週2夜連続で観た「積み木くずし~最終章~」
私が小学生だった頃にドラマで観た、その後のその後
って感じの内容だった。
小学生だった私にとってあのドラマは本当にインパクトのある
ドラマであった。
あの頃は、何か団地?みたいな感じのところに住んでいた設定だった
ように思うのだが、あの鉄の玄関をハイヒールで夜中にガンガンと
蹴り上げて「開けろよ」みたいな感じでやっていたように記憶している。
あれから時が経ち、積み木くずしの3人のうち2人が亡くなって
しまっているという現実。
しかも、一人は自殺、一人は孤独死・・・
結局のところ、この家族にとってあの一冊の本がのちの
この結果を生むことになってしまったのか、本がなくても
こうなったのかはわからない。
けど、母親にしても娘にしても本当に壮絶な人生だったように
思う。
あのドラマだけでも凄かったのに、あのドラマのその後のほうが
よっぽど凄かったという顛末。
あのドラマを観て思ったのは、人間はやはり大きかろうと
小さかろうと嘘をつくのはよくないんだなってこと。
時に、小さな嘘の方が取り繕うのに人生を棒に振ってしまう
恐れがあるということ。
夫婦の間に隠し事はあまりしないほうがいいということ。
そんなことを学んだ気がする。
そして、やっと静かに眠れるお二人のご冥福をお祈りしたい。