先日、男二人旅に出かけた旦那さんとタイガー。


で、帰ってきて感想を聞いてみたのですが・・・


私は、てっきりタイガーがやんちゃくれで相手の家で


迷惑でも掛けたのかしら??と心配していたのですが、


実は逆だったと言うか、なんと言うか・・・あせる




でね、いろいろとその時のコト、そして、映してきたムービーを


観て思い出したことがありました。



それは、テレビでイヌのしつけとか、デブイヌのダイエットなどを


請け負っている方の言葉です。



「飼い主より自分のほうが上だと思っている犬は


実はとても可哀想なことなんです」というような言葉だったと思います。




これは、やたら吼えまくるイヌ、飼い主の言うことをまったく聞かないイヌ、


散歩などを飼い主のペースではなくイヌ主導になっている・・・などなどの


イヌ、及び飼い主の関係性についてなんですけども。



本来は   飼い主>イヌ


これが   イヌ>飼い主



こう勘違いしてしまっているイヌと言うのは、不幸であり


可哀想なことなんだと。



だから、あくまでもイヌは飼い主より下であると、最初にきちんと


教え込むのが大事なことなんだそうです。




で、さっきの話に戻るのですが、その先日伺った家のコドモの


言動を聞いていて、この飼い主とイヌの関係性を思い出したんです。


そして、これは人にも当てはまることなんじゃないかなと思いました。



と言うのは、そこのコドモは幼稚園で年中さんなんですけど、


2歳のタイガー相手に、蹴る、叩く、押す、自転車で轢くは当たり前、


貸してとタイガーが言っても絶対に貸さない、いじわるなことばかり言う、


そして、親に対しても常に命令的な感じで「○○取ってきて」とかで


絶対に自分は動かない、もちろんお片づけはしない、叱られると


逆切れして怒り出し、最後はふてくされて親の呼びかけも一切の無視、


旦那さんに対しては常に自分の隣にいて遊べという感じで、タイガーの


ところに行こうもんなら、すぐに呼びつけてタイガーの方へ行かせない・・・


などなどでした。



私が撮ってきたムービーの数分を観ただけでも、何度も叩かれたり


押されたり、自転車の前輪を思い切りあげて、そのままタイガーの背中に


突撃してました。


数分でこれですから、旦那さんが辟易するのもわかります。



で、きっとこのコドモはさっきのイヌと飼い主の関係性で例えるならば、


間違いなく、自分が一番上で、親は下になっているんだろうなって


思いました。



そして、やっぱり、こういうコドモってある意味可哀想だなって


私は思いました。



自分が王様で親は自分の要求を叶える、または指示通りに動く


家臣的存在でしかないんですから。


これを、そのまま同じようにお友達に振舞ったり、こうやって遊びに行った


タイガーや自分の兄弟にやってるんですから・・・



コドモはもちろん小さいですから、


いろいろとわからないし、感情もまだまだだからそりゃ完璧な


ことは出来ませんよ。


だから、叩いたり押したりもする。喧嘩もする。


言葉を話せるようになれば生意気なことだっていっぱい言う。



でも、ちょっと度を越しているような印象を受けました。



だから、よけいにこの子が可哀想だなって思いました。



やっぱり、しつけって大切だなと改めて思いました。



自分も今、子供にとって一番大事な時期だと思っています。


三つ子の魂百まで・・・って言いますから、いろいろな意味で


勉強になりました。