昨日であの東日本大震災から一年となった。
被災された方はもちろんのこと、日本中が忘れられない、
忘れてはいけないあの日から一年が経とうとは・・・
あの日、テレビで観た映像がとても現実のものとは思えない
ほどに凄まじく、どんなに嘘だったら、夢だったら、映画か何かだったら・・・
と思わずにはいられないほどであった。
その場で目の当たりにされた被災者の方々にとっては、もっと
思ったことでしょう。
嘘であってほしい、夢であって欲しい・・・と。
大切なご家族や、友人、知人、職場の方々、親類等を亡くされた方々に
とっては、いきなり地震が来たかと思ったら、今度はあっという間の津波、
やっとの思いで逃げたかと思ったら、現実とは思えない光景を目にし、
そして、大切な方々が亡くなった、不明になった現実を今度は突きつけられ、
町はどこに何があったかもわからないほどに壊滅状態になり、自分たちも
いつまで続くかわからない避難生活を強いられ・・・
一瞬にして悪夢の世界へ突き落とされてしまったような現実を思うと
言葉も見つかりません。
この一年、震災、そして、原発とずっとずっと問題を抱えたまま、その問題の
解決の糸口もまだ見えぬまま今日に至っています。
政府はもちろんですが、私たちももう一度あのときに立ち返り、何が出来るのか?
何をすべきなのか見直さなければいけないと思います。
あの時間に黙祷を捧げて、以上終わりではないのです。
一年を振り返って以上終わりでもないのです。
これからもずっとずっとこの問題は続いていくのですから、もう一度
考えて行動しなければならないと感じた一日でした。
そして、亡くなられたたくさんの犠牲者の方々に改めて心からお悔やみ申し上げるとともに、
被災された方々にもお見舞い申し上げます。