このニュースを知ったとき飛び上がりそうな位に

驚いた。


と言うのも、私が知ってる清水さんは、欽ちゃんの

番組でよく観ていたのと、幸福の明日という昼ドラで、

明るい素敵なお母さん役を観ていたからであった。


彼女のイメージから、とても自殺と言うことなど

あまりにも似つかわしくないと思ったのもある。


要介護5の母を抱え、芸能界にいても迷惑が掛かると

ひっそりと引退し、母の介護をしていたという。


本当に気の毒でならない。


昨日、テレビを観ていたら、八波さんという

元モーニングショーをやってらした方が語っていたのですが、


自分も母を介護しているが、兄弟が3人いるので、

3家庭で順番に介護をしているから、せいぜい週に1~2回だと。

それでも、いいときはいいんだけど、我がままを言ったりされると、

ふと、いつまで生きるんだろう?と考えてしまうと。


そんなことを一瞬でも考える自分自身に嫌悪感を感じたり、

申し訳なさを感じたりしてしまう・・・


というようなニュアンスのことを言っていた。


だから、たかだか週に1~2度の事でさえもこうなんだから、

24時間ずっと付っきりではどれだけ大変かと・・・



今から2~3週間くらいのニュースではこんなケースも見た。


介護保険の補助金額が変わったそうなのである。

それは、介護をする方の賃金を確保するためだとのこと。


それについては、あれだけのことをやってくださるんだから

当然だと前置きした上で・・・


彼女の夫は糖尿病を患い、自分で歩いたり、日常生活を

送るのが困難な状態であった。


妻は子供もおらず、一人でずっと面倒を見ている。

しかし、働かないと暮らしてはいけないので、働いているのだが、

その間の面倒をヘルパーさんにお願いしていた。


それは介護保険で補助をしてもらい、何とかやっていた。


ところが、今回の改正により、ヘルパーさんをお願いする

時の金額が上がったために、今まで通りの回数で来て貰っては

赤字になってしまう・・・


仕方なく、夫を一人にさせて働きに出た。


家に帰ると様子が変・・・


ベッドの下が何故かびしょぬれになっている。

ふと、夫の足を見ると、膿が出ていたのだった。


しかし、それを誰かに痛いと訴えることも、自分で

処置することも出来ないのである。

痛かったのかわからないが、夫はただただ自分の

足から膿を出して床をびしょよびしょにしたまま

その場所に座り続けて、妻が帰ってくるのを待った。


奥さんは慌てて病院へと連れて行った。


ヘルパーさんさえいてくれればこんなことには

ならなかったのに・・・


しかし、お金が上がって、頼む余裕がなくなった。


こういうのを観るとたまらなくなる。



私の祖父も介護4だった。最後は5まで行っていた。


しかし、祖父母はケアホームに入居できたので、祖母一人が

介護するようなことはなかったので助かった。

お風呂や病院への介助ももその中の方が全てやってくれた。


祖父の場合は、元々大手のところに勤めていたのもあり、

年金もそれなりに貰えたのと、外国に戦争に行ったので、

そういう戦争年金!?って言うんですか?名前は知らないんですけど、

そういうので、普通の年金+戦争年金で私が働いて貰っていた

給料よりもよほど多く貰ってたんですね。

だから、そういう施設に入ることが出来、子供から1円の援助もなく

暮らしていけるんですね。


でも、普通の方はここまで子供の援助もなく、こういうホームで

介護してもらえることは難しいですよ。


子供だって、自分たちの家庭で精一杯で、親に援助するお金も

ないって人が多いでしょう。


清水さんも、あの通りの笑顔の素敵な明るくて、前向きな

イメージの方だったから、よけいに誰にも愚痴もこぼせず、

しかも、元々お父様を早くに亡くされて、女手ひとつで育てて

下さったという感謝の念から、自分もその時の恩を返すつもりで

必死に介護されてたのでしょう・・・


本当に、どちらにも悲劇的な話です。


昔と違って、今は医療も発達し、食べ物もよくなったので

長生き出来るようになりました。


しかしながら、それが新たな悲劇を生む結果になろうとは・・・


誰だって、自分の親、祖父母、には長生きしてもらいたいですよ。


それなのに・・・


こう考えると、親には長生きしてもらいたいけど、自分自身は

長生きなんてするもんじゃないなって矛盾するけど思っちゃいますね。


これからは、さらにお年寄りが増えてきますから、もっともっと

こういう自殺だったり、心中事件的なものが増えてくるでしょう。


国もこういう問題こそ15兆円を使ってよ!って思います。

このお金で介護する方が少しでも楽になれるなら、いいじゃないですか。


自分の親なんだから面倒見るのが当然!

まぁ多少は補助出すから、それであとは家族で頑張ってねぇ!!

じゃ介護される側より、する側がどんどんダウンしちゃいますよ。


やっぱり、家族が出来ることと、プロにお願いすべきところは

ちゃんと分けて考えたほうがお互いのためにいいと思うのです。

何もかも家族だけで背負い込んでしまうと共倒れに

なってしまう可能性が高いと思うんです。


八波さんじゃないけど、自分の親を「いつまで生きるんだろう?」

そんなことを一瞬でも思うような自分になるのは辛いですよ。

親にも申し訳ないし、自分に対しても嫌悪感です。


けど、そう思ってしまうほど、介護する人は追い込まれて

しまうんだと思うんです。


このような悲しい自殺とか、心中事件がこれ以上増えないためにも

政府はもっともっと真剣に考えてもらいたいものです。


最後に清水由貴子さんのご冥福をお祈りいたします。