【フランシスコ・カナロ楽団/歌エドゥアルド・アドリアン】

 

1. Corazón Encadenado

コラソン・エンカデナード

鎖に繋がれた心

1942年

(要旨)

みんなが 君のことはもう忘れたと言っているのは知っている

みんなが 私の愛は死んでしまった思っていることはわかっている

誰もがその過去 あなたの愛撫の記憶はもう残っていないと信じていることを私は知っている

 

夜に尋ねれば私が誰に熱狂しているかを教えてくれるだろう

空気に尋ねれば私が誰のためにため息をついたかを教えてくれるだろう

あなたの名前をつぶやくと鳥は私の声を聞き

時間は私の幻覚を知っている

 

私はあなたの黒い瞳の虜になって生きています

それが私の哀れな心を鎖で繋ぎ止めています

 

2. En El Viejo Cafe

エン・エル・ビエホ・カフェ

その古いカフェで

1942年

(要旨)

いつも待ち合わせたカフェの窓際で

また通り過ぎる美しくて若々しい君 

昨日のように私のテーブルに来た

 

隣に座る君を見て話すと震え 

喜んでいるのを聞いて私の心は高鳴った

 

女よ 女よ

君は私のところに戻ってきた

私のそばで 君を幸せにする...

 

3. Gricel

グリセル

1942年

(要旨)

「私のことを忘れないで あなたのグリセルを」

君はあのキリスト像に口づけしながらそう言った

そして今 僕は狂って生きている

君を忘れていないのだ

君は僕を覚えていなくても

グリセル! グリセル!