残酷の酷の文字で、「酷い」
「むごい」と読む。
へちょ豆以外に、もっと酷い対応をされていた子供が居た。
あれは去年の夏の事だ。
先生を交えて、Zと私と組長とで話し合いをし、「今までの事は水に流しましょう」という結果になった。そのため、数日間だけ停戦した事がある。
まぁ、オテショー野郎(※)が先生の言う事を素直に聞くはずも無く、数日後にすぐ攻撃を仕掛けて来たが、これはまた追って執筆する
《オテショーについてはコチラ↓》
このZとの、倉賀野ガスト会談の後、Zと数日間だけ普通に接する努力をしていた期間。
私がZを見て来た中で、
最も酷いと思った事件について語ろうと思う。
あの日は警報が出る程に暑い日で、城南緑地での練習だった。
それでもアラマの子供達は元気よく走っていた。
アラマキッズの練習には、毎回たくさんの子供達が参加していたが、その全ての親が同伴したり、見学・応援する訳じゃない。
極端に暑かったり寒かったりすると、駐車場に車を停めて出て来ない親も大勢居る。
うちがアラマに入部する前から、アラマで練習している松宮くん(当時小4)と言う少年が居た。
彼の親も、車から出て来ない派で、うちも入部して1年以上経ったが、ついに一度もその姿を見た事がなかった。
松宮くんは健康管理目的で在籍していたらしく、少しぽっちゃり目の少年で、いつも必ずと言って良い程最後尾を走っていた。周回遅れになることもザラにあった。
しかし途中リタイアする事なく、顔を歪めながらもいつも必死に走っていた。
その日、気温は30度をゆうに超えていた。
炎天下の城南緑地での練習。
いつも通り、松宮くんは最後尾を走っていた。
彼の最後の1周、私は「なんか様子が変だな」と思った。
顔だけが突出して異様に赤く、目も充血していた。
ゴールした直後、松宮くんはフラフラとした足取りでトイレに向かい、そのままトイレから出て来なかった。
《 城南緑地のトイレ 》
私は慌てて松宮くんの後を追った。
私はトイレのドアをノックする。
私:「松宮❗大丈夫か❗❓」
応答が無い。
トイレの扉に耳を当てても物音がしない。
ドンドン❗
私はさっきより強めにノックする。
松宮の応答が無いのを察し、近くに居た組長もやって来た。
組長:「どうしたの❓松宮出て来ないん❓」
私:「うん、何も言わない」
組長:「松宮んちの親は❓」
私:「あー、分かんない。見た事ないから」
ドンドン❗ドンドン❗
私:「松宮❗松宮❗」
「あ~、良いんだよ~❗
ほっとけば~❗」
この騒ぎが聞こえたのか、そう言いながらコーチZが笑顔でこちらへやって来た。
私:「❗❓❓❓」
Z:「コイツはこういう奴なの❗騙されちゃダメだよ、全部演技なんだから!」
私:「はァ💢❗❓💦」
Z:「だから親呼ぶ必要も無いし、ほっときゃ良いんだよ」
Z:「じゃあ俺、練習戻るから~❗」
コーチZは他の子供達が休憩している方へ戻って行った。
組長:「…マジか💧あれで指導者か💧」
組長が呟いた。
数分後、松宮くんはゲンナリした表情でトイレから出て来た。
無言のまま、私に頭をチョコンと下げて去って行った。
今回に限定して言えば、Zの判定は正しかったのかもしれない。
だがアラマの練習は「今日は暑いから休み」ということは無い。暑くても練習はある。
年々気温が上がる夏の練習で、
もし演技じゃなかったら❓
とは1mmも考え無いのだろうか❓
私もへちょ豆が調子悪い時に「演技判定」を下す事はある。
しかしそれは、他人の子供に対して判定基準に入れる事は許されない。ましてや指導者として、その数時間、親から子供を預かっているのなら、例えボランティアだろうが「責任」は必ず付随する。
私は道徳的観念をとりあえず置いておいたとしても、
コーチが、具合の悪い子供に対し、その容態を演技と決め付け、万が一判断ミスだった場合のリスクについて想定しないのは、
以前、「うちの子供がZさんを慕っているんで、ブログにZさんの悪口書かないで下さい。」と言ってきた親が居た。
考えてみて欲しい。
Zは子供を平等に扱わない。えこひいきされてるあなたの子供は良いだろうが、うちや松宮くんの様に冷遇される側はどうすれば良い❓
想像してみて欲しい。
このトイレにこもってる子供が、もし自分の子供だったとしたら、それでもこのコーチZの対応を許せるのか❓
自分の子供だけ良ければ良い。冷遇される側に口をつぐめというのは、
私は同意出来かねない。
人の子供を預かるなら、99回が演技で騙されて来たとしても、100回目は本当かもしれないと信じるべきだ。
もし演技でなかったとしたら、炎天下の仮設トイレで少年は死んでしまったかもしれない。
松宮くんは今年の3月でアラマを去った。
Zが「自分は言って無い」とまた嘘をつくなら、松宮くん本人に聞いたら良い。
組長も見ていたから組長に聞いても良い。
アラマのお母さん達よ❗❗
これから暑い夏が来る❗
主軸には程遠い子供や、Zに懐かない子供は特別扱いを受けない事がほとんどだ。
どんなに暑くても夏場は車からおりて、どうかしっかり自分の子供を見守ってやって欲しい❗子供はその暑い中を頑張っているのだから❗
私は元々が5人兄弟だったが、色々あって生き残ったのは私を含めて2人だ。
母は気が狂う程哀しみ、私は兄弟の小さな棺が忘れられない。子供が亡くなるなんて本当にたくさんだ。
いくつかの偶然が重なった「まさかうちが」なんて、紙1枚隔てた隣りに普通に存在する。
これはZを中傷しているのではなく、
こういう事実があったことを周知し、Zキッズ(もはやアラマでは無い)に子供を預けている人へ警鐘を鳴らしている。
Zがやってる事を「おかしい」と面と向かって言ったのは、恐らくうちだけだろう。
そのうちも今はアラマに居ない。
城南練習には濱口コーチも居ない。
平日の練習は城田コーチも居ない。
女性コーチはZに逆らう事は出来ない。
Zキッズ(旧アラマキッズ)に子供を預けるなら、
《 おしまい 》