「上岡龍太郎さんが亡くなった」と聞いて、なぜか「仙台ミッチー」を思い出した、と友人がYouTube映像を送ってくれました。


 「横山ノックお別れ会」での上岡龍太郎さんの挨拶です。ありがたかったえーん 自分が一番大好きな芸人さんでした。たぶん自分がよく話題にしていたから思い出したんでしょうね。


 「探偵ナイトスクープ初代局長」忘れられません。探偵の調査不十分なら、怒って帰ってしまう痛快さ、物事に対する鋭い考察一貫性。そして、シャープで多彩な表現力、語り。憧れの大人でしたね。


 改めて、家にあった「上岡龍太郎かく語りき」を読み返したら、こんな言葉が、


 「ぼくも『毒舌』といわれたんですが、毒舌と意識して言う時はボケで言うてることが多いんです」


 「お別れ会」の挨拶は引退して8年後のもの。衰えなんか一切ない語り口で笑わせ、楽しませ、時にはたたみかけるように話しは進んでいきます。


 しかし、最後「いつでもどんなときでも僕の味方をしてくれた」と言った時だけ、「思いが溢れた」ような気がしました。


 自分にとって、憧れの人でした。上岡龍太郎さん。 きっとノックさん、突っ込みを首なごうして待ってるんだろうなニヤリ