今日の夕飯は、頂いた「食べる、すき焼き」と黄身のご飯。これも頂いた「さばスモーク」とクリームチーズ、タラノメ天(市販)、レタス、ミニトマトのサラダ、そしてジャガイモの梅干し煮(作り置き)です。
今日はほとんど頂いたもので楽チンでした。しかも旨い
夕食メニューなんて夕刊読み終わってからでもすぐでした
なんてねっ
夕食メニューなんて夕刊読み終わってからでもすぐでした なんてねっ【今日のなるほど】
メニューというのはな、夕刊を読むように読んでいいんだよ(吉行淳之介著「菓子祭」 短編アンソロジー「味覚の冒険」より)今日のなるほど】
14人の作家が「味覚の冒険」を奏でる短編集からです。
吉行淳之介さんの短編は、父親と中学三年生の娘がフレンチレストランに来ている場面が描かれています。
父娘といっても一緒に暮らしてはいません。12歳の時10年ぶりに会ってから、時々食事をする位の親子なんです。
父親は、娘がフレンチのメニューの見方がよくわからないだろうと思い上の言葉を発します。
「えっ夕刊？」自分は中学生じゃないオヤジですが、上の言葉の意味がわかりませんでした
読み進むと、確かにメニューには「オードブル」「スープ」・・と項目別に並んでいます。夕刊のように見出しを見て面白そうなら(美味しそうなら)そこを読めば(食べれば)良いってことなんかな
朝刊じゃ厚すぎるしなっ
朝刊じゃ厚すぎるしなっ 物語は、父娘のギクシャクしたやり取りや不可思議なボーイ長の介入があったりしながら料理と共に進行していきます。三人の心うち、変化が面白い！
自分はフレンチはあまり馴染みがありません。だからかもしれませんが、同じメニューでもフレンチには和食や中華とはちょっと違う緊張感がありますね
夕刊か、なるほどな