今回はクーリーローチについて書こうと思う。

 

  クーリーローチはドジョウの仲間で10センチくらいになる

  ひょろ長い、しましま模様がキュートな魚である。

  食べ残しを片付けてくれる掃除屋さん

 

性格はかなりの小心者で1匹で飼うとかなり不安がる。

夜行性で昼間は物陰に隠れているので、探さないと見つけられない。

 

だから、その存在を知っているのは、そう、家主である私だけなのだ。

友達を家に呼んだとしてもそいつの正体を知ることはない。なんだこの優越感は。

 

 昔、クーリーローチとパキスタンローチを飼っていたが、仲良くやっていた。

そのころからクーリーローチの魅力に取りつかれてしまった私は、

またしても購入しそうになっていた 

.だが、ここで足を止めさせたのが、

   「子供に大人気!!」

             という説明欄にある無駄な文だった。

 おい、さっきまで買う気満々だったのに、

急に買いにくい状況になってしまったじゃないか。

 

これじゃあ、大の大人がお子様ランチを頼むようなもんじゃねぇか

ぼく、まだ味覚がおこちゃまでーす、って言っているようなもんじゃないか、、、

 

そう諦めようとした時、ふと思った、

いや待てよ、子供に大人気でも実際に買うのはパパじゃないか!

 

 そう思った私はパパになった。   (気持ちだけだが、)

 

 やっとの思いで買えたクーリーローチ3匹が我が家にやって来た。

 

おーい!かわいいおさかなさん買ってきたぞー!誰もいない部屋に叫んでみる。

 

玄関で上着パパのオーラを脱いで、

クーリーローチを水槽に解き放った。

説明では見ていたが、説明通りかなりの小心者だ。

 

         (そしてかわいい

 

 あらかじめクーリーローチのために隠れ家になりそうな石も用意しておいていた。 

でもそう簡単に、魚は言うことを聞いてくれないのである。

        

       だがかわいい

 

積み重ねた石には隠れず、

フィルターの裏のかなり狭い隙間に

身を隠している?挟まっている?のである。

          

         (ふつうにかわいい

 

こんなにも思い通りにいかないものなのか、、

 

         (そこがかわいい

 

今では、

積み重なった石同居人のエビたちの住処になっている。