1999年から2014年※まで15年間放送していた史上最もシビアなお笑い番組が1夜限りの復活!!!
※爆笑オンエアバトルとオンバト+含む

(放送日)
2019年3月24日(日)深夜0:30〜2:00
何気に初期の土曜の深夜に放送していた時と
ほぼ同じ時間帯にテンション上がった!!

主な放送内容
①【常連メンバーによるトーク&ネタ特集】
司会 タカアンドトシ
メンバー ドランクドラゴン アンジャッシュ テツandトモ 東京03 ダンディ坂野 はなわ 北陽 ますだおかだ おぎやはぎ

初登場からの変化集で特にイジられたタカさん

私が個人的に思う印象が変わったと思うのはバカリズム升野さん。コンビ時代はクールな印象でした。


VTR出演者
元 底抜けAIR-LINEの小坂さん
映像は第1回チャンピオン大会で立川談志師匠から審査員特別賞を受賞した「テクノ体操」。
後のピコ太郎PPAPの元となるネタ

元 号泣の島田秀平さん
番組最多の32回出場

元芸人で手相占いで活躍している方は他にもゲッターズ飯田さん。トノサマガエルアマガエル時代の頃


②【爆笑オンエアバトル2019】
オンバト未出場の20代から30代前半までの人達10組によるネタバトル。
出場する若手を決めたのは現在講師として活動している、元ハリガネロックのユウキロックさんと大輪教授。

審査員は過去にオンバト出場経験者100名

【審査結果】
空気階段 541kb
ザ・マミィ 533kb
ファイヤーサンダー 517kb
宮下草薙 513kb
東京ホティソン 509kb

ヒコロヒー 481kb
キャメロン 393kb
ヤーレンズ 373kb
ネイビーズアフロ 349kb
かが屋 309kb

空気階段が満点まであと1個の541kbを獲得

審査員が元オンバト出演者ということで温情で甘めの審査?得点のインフレが激しい!!
上位5組が全てオーバー500だったのは初めてなのでは?
ヒコロヒーの481kbでオフエアは番組新記録。
※スピードワゴンとパッション屋良の二組が461kbで敗退が当時の記録。

オンエア獲得者達による、あなたたちです!


【SPECIALを見終えての番組感想】
小学校高学年から中学、高校と夢中になっていたお笑いネタ番組で、深夜放送なのでVHSテープに録画してよく見ていました。特に後半のネタバトルは構成や音楽も当時と同じだったので懐かしくその時の記憶が蘇りましたね!
個人的にラーメンズ、バカリズム、アンタッチャブルなどが出演しなかったのが残念なところでした。


【オンエアバトルが番組開始する当時の状況】
当時1999年はネタ番組が無くボキャブラ天国がゴールデンタイムで放送が終わり、深夜でひっそり放送してる頃にNHKで始まった爆笑オンエアバトル。若手の芸人さんにとって4〜5分のネタを披露できるのはとてもありがたかったと、第1回目出場者のはなわさんは語っていました。

お笑いのブームをつくった番組は私の世代では
ボキャブラ天国、エンタの神様、笑いの金メダル、爆笑レッドカーペットなどが思いつきますが、純粋にネタ番組として見て楽しめて熱中したのは爆笑オンエアバトルが1番です!

後に当時のスタッフさんがインタビューで芸人さんが使い捨てにならないように芸を磨いて披露する場所を提供したかった、ここで活躍した人が民放のテレビ番組などに輩出できれば嬉しい限りと言っていたので、登竜門的な存在だったと思います。




第1回目の放送でオーバー500を達成したラーメンズ。番組公式本でも漫才のますだおかだ、コントのラーメンズが初期の支えだったと書かれていました。

番組公式本。当時の放送内容、裏話、芸人さん達によるグラビアなどが載っていて非常に濃い内容の本です。


番組構成作家の井上領一さんによるインタビュー。収録前に一般審査員100人への説明会にて必ず話す言葉があり

「芸人さんはボール1個で泣いて帰るかもしれない、命がけで来てるから審査も真剣にして下さい、くれぐれもファン投票にしないように」

といつもこの言葉を一般審査員の人達に伝えていたそうです。


【私が思うオンエアバトルの良さ】
人気知名度のある人達が必ずオンエアするとは限らないところ。
前回1位だろうが連勝続けていようがネタがウケなかったら落とされるガチなシステム。
見事激戦を勝ち抜いてオンエア獲得したらその人達を応援したくなるところ。
審査員が一般人なのでテレビ視聴者も同じ気持ちや感覚で番組を楽しめるところ。
視聴者はこんな芸人さんがいるんだ!と新たに発見が出来て、出てる芸人さんは自分達の存在を全国ネットの番組でアピールが出来るなど。

まぁ中にはこの番組を否定的に見ている人もいるようですが(出場した芸人さんからみて審査員が一般人なのでその人達に評価される点が気に入らないなど)
その後のお笑いブームにのっかり飽きられたらすぐ終わらせる使い捨ての商品のように扱う番組よりかは、ネタ番組として15年も番組が続いたことはなにより愛された証拠ではないでしょうか!


第1回第2回チャンピオン大会で特別審査員だった立川談志師匠。底抜けAIR-LINEやラーメンズを高い芸術性から審査員特別賞として選んでいました。

談志師匠は番組初期の頃からオンエアバトルは素晴らしい番組と賞賛。
特に第2回チャンピオン大会では
「若い人達がブームをつくるのはいつの時代も変わらないこと、(ネタ番組として)こういった優れた環境や若いお客さんがいる前で芸を披露できるのは(ネタ番組が無かった当時からして)ありがたいことだから頑張ってほしい」と激励していました。


また爆笑オンエアバトルが復活してほしい!
毎週は無理なら月一ぐらいのペースで
芸人さんを探したり
一般審査員100人集めたり大変かもしれないが
またこういったネタ番組を強く望みます
てゆうか復活希望!!

長々と思いを書いたところで
この後NHKのホームページにて要望を書いてきました!