仕事をしていれば。

 『休みだ!やったあ!!』とか、『連休だからそれまで頑張ろう』とか、思えたのですが。

 私の場合、連休でも出ていたので、あまりそういった感覚はなかったのですが。

 

 今の私は、『連休』となると、どんどん暗くなっていきます。

 

 世間が連休となれば人通りが多くなる、人込みは苦手だ。

 こうなったら遠くに行きたい。でもお金がない。車のガソリン代さえももったいない。

 連休だからちょっと誰かと会いたい。でもみんな家族や恋人とと過ごす。

 連休こそ、家にいたくなる。

 

 孤独だ。

 

 ますます孤独を感じてしまうんですよね。

 なのでこの三連休、おとなしく家にいます。

 何年か前は、紅葉観に行ったな。

 仕事していたら、絶対に新幹線に乗って買い物に行ってたな…

 

 本当に、あれは私だったのだろうか。

 

 家にいてぼんやりしていたりとか、動けなかったとき、ふと思うことがあります。

 やりたいことをもっとやればよかった。

 仕事なんて、私がいなくてもすぐに回るものだった。

 なのに自分は必要なんだと、のぼせ上っていた。

 自分が自分を大切にしていないのだから、こうやって一日無駄にばかりしていて、人生を無駄にした。

 

 私の人生は、もう終わった。

 

 今でもそう思ってしまっています。 

 誰にも会わず一人家にいると、声を出すことがないので、もう自分の声もよくわからなくなってしまっています。

 

 人生逆転って、あるのだろうか。 

 

 一年休んでも、薬は減らない。

 金だけがなくなる。荒む。

 荒む、荒む、腐る。

 

 こんなじゃ駄目だと一番思っているのは、自分です。

 

 そんな連休を過ごす、荒んだ独りアラフォー女の廃れた連休…。