知らない女性に声がかけられない


特に私たち日本の男の心の中には「女性恐怖症」が強く住んでいるような気がします。
この心の奥にある「女性恐怖症」が強いとそれだけ、女性とは縁遠くなんてしまいます。
女性にもてないということです。

世界的に見ると、可哀そうに、日本の男は、その実力と比べると、イメージ的には
ずっと女性には人気がないようです。

数年前の調査では、日本の男の世界での女性にもてるランキングは、
(どんな調査なのか、正確なところわからないのですが)、なんと80位くらいと
いうことでした。
ちなみに、日本の女性は8位か9位か、けっこう上位にランクされていました。


世界で80位かどうかは別にして、日本の男には女性にあまりもてない人が多いのは事実
のような気がします。(本当に残念なことですが)


私たち日本人の男の不名誉を挽回するためにも、個人的な「女性にもてない」
寂しい状況をなんとかして変えるためにも、私たちの心の奥に潜んでいる「女性恐怖症」
を見つめて、その恐怖症を克服しなければなりません。


まず誰の心の中にでもある、日常的な「女性恐怖症」から行きましょう。

「よく知らない女性には声をかけられない」という症状です。

よく知らない女性に声をかけられない、と言ったからと言って、街中や
カフェや居酒屋などで、知らない女性に声をかけるのはできそうもない、
という上級、あるいは、難易度の高いことができないという意味ではありません。


パーティとか、飲み会とか、地域の集まりとか、そんな席で知らない女性がいても、
気軽に挨拶をしたり、気軽に自己紹介をしたり、相手の事を聞いてみたり、
そんなことができない、ということです。

この症状はとても一般的です。
男たちの、たぶん2,30%が、もしかしたら、40%くらいがこの症状をもっている
と思われます。


でも、この症状には深い、多くの意味があるのです。
     家族の不安と新しい環境への不適応のため、再びどもり始めた。


小学校4年のとき、私は渋谷区のごみごみした街中から、郊外の府中市に
引っ越しました。

その当時、府中の私の家族が移住したところは、畑と田んぼだけの
田園地帯そのものでした。

話すことは「ダンベ」とか「ベー」とかが多用される、関東の田舎弁でした。
大人から子供まで、習慣も、遊び方も渋谷とは全然違っていました。


私はめくら蛇におじず的な勇気はありましたが、適応力がなかったのだと思います。
習慣や言葉の違いの中で、だんだん孤立していきました。


もっと悪いのが、親が離婚し、再婚し、家庭が不安な状況になったことです。

私はこの不安と不適応の中で、再びどもり始めたのです。


        人は弱いところから障害が出る

いろいろ不安や苦難に直面すると、人は弱いところから障害が出ます。

たとえば、海外に出ると、人によっては食欲が衰えたり、またひきこもりに
なってしまう人もいるでしょう。

反対に、食欲旺盛になり、とても社交的になる人もいます。

残念ながら、私は話す神経の方になんらかの弱さがあったのだと思います。
それは発声法だったのか、もっと精神的な問題だったのか、
たぶんその両方だったと思います。
      女の子に冷たく無視される


私たち男はマスターベーションという習慣もあって、性や女の子に対して勝手な
妄想、幻想を育てます。

その挙句、勝手な女性像を作り上げてしまいます。

この勝手な女性像は、言ってみれば、おばけか幽霊のようなものなのです。

おばけや幽霊が怖いのは当たり前ですよね。


でも、私たちが女性に対して恐怖心をもつのは、このような自分自身の
勝手な想像力のためだけではありません。


女の子というものは、自分を守るためにも、特別な場合以外、私たち男を無視
するんですね。

彼女たちはよく知らない男をじろじろ見たり、ニコニコ笑いかけたり、
話しかけたりすることはありません。

男のように、知らない女に話しかけて、ナンパのようなことをすることもありません。

ほとんどの場合、私たち男の事は無視した態度をとります。

でも、彼女たちは、たとえばジャニーズのようなタレントだったり、バンドの男の子だったり、
スポーツのスターだったりすると、キャーキャー言って追いかけます。

ふだん周りにいる男を、まるでそんな男なんていないかのように、
冷たく無視する態度と、このギャップはすごいですよね。


       ゆがんだ固定観念が作られる


彼女たちのこの私たちを無視する態度、それにタレントなどの話をするときの
幸せそうな様子、この両極端の姿が私たち男を当惑させ、不安にするんです。


そんな女の子たちを見ていると、私たち男の心の中では、妄想がさらに複雑に
なり、ゆがんだ固定観念が作られてきます。

このゆがんだ固定観念はしぶとくて、なかなか壊れません。