詐欺師まがいの女、子どもを捨てる女、浮気をする女


私たちの周りにはたくさんの人がいます。

法には触れなくても、詐欺師のような人はたくさんいます。

詐欺師でなくても嘘つきはものすごくたくさんいます。

男でも女でも、本当に正直な人を見つけるのはむずかしいと言えるくらい、
嘘つきはたくさんいます。

女性の中には、売春婦まがいのような人もたくさんいます。

子どもを虐待する母親はたくさんいます。

子どもを捨てる女もいます。

夫はどこも悪い人じゃないのに、浮気をする女性もたくさんいます。

また、根も葉もない嘘を言いふらして、友だちをおとしめる女性もよくいます。

あなたの周りにも、きっとこんな女性は一人か二人、いや、そんな少ない数じゃなくて、
きっとたくさんいるでしょう。


     でも、みんな「自分は正しい人」と思っている
      

でも、驚くべきことに、こんな人たち、こんな女性たちは誰も自分はひどい人間だとか、悪い人間だとか思っていないのです。

これは不思議だし、奇妙なことでもあります。

でも、このような人は、私の周りにいるだけでなく、よく考えてみれば、私自身も、そんな不思議で奇妙な人の一人なのだと思います。

そんな風に自分を反省して見ても、やはり自分自身は、「いや、オレは悪い人間じゃないよ」よ」と心の中では思っているのですが。

でも、人から見れば、私自身、いやなこと、ひどいことを人に対してしているに違いないのです。

たぶん、あなたも私や周りの人たちと同じで、人にはいやなこと、悪いことなどいくらでもしているのに、やはり「自分は悪い人じゃないわ」と、思っているにちがいありません。

カーネギーは言っています。
「人から見て、悪いことをしないで生きている人は一人もいないのに、私たちは、(カーネギー自身を含めて)、驚くべきことに、誰も自分は悪いとは思っていないのだ」と。

デール・カーネギーは私たち人間はもともとコミュニケーションがうまく取れない動物だと思っていたようです。

私たち人間は、互いにうまくコミュニケーションが取れず、そのために一人一人がバラバラな状態で、孤独になってしまう可能性がとても高いと思っていたのです。

この孤独に生きる人たちは、生活の上でも、職業的にも、成功とはほど遠い生き方を余儀なくされてしまいます。

デール・カーネギーはこの孤独な生き方に陥らないように、周りの人間たちに、コミュニケーションをうまくとるやり方を教え始めたのです。

カーネギーは私たち人間がお互いにコミュニケーションが取れないのは、私たちは誰でも自己愛が強すぎて、自己中心的過ぎるのが一番の原因だと思いました。

私たちはみな、自己中心的性向のために、「誰でも自分は間違っていない、正しい人間だと思っている」ということを取り上げました。

カーネギーは「驚くことに、生涯に何人もの警察官を殺した大悪人でさえ、自分はどこも間違ったことをしていない、正しい人間だと信じていた」というのです。

ましてや、人殺しなどしたこともない、私たち平凡は人たちはみんな「自分は間違っていない、正しい人間だ」と思っている、というのです。

なぜ他人とうまくコミュニケーションが取れないのでしょうか。

人とちゃんとコミュニケーションを取るということはとてもむずかしいこと。

恋人同士、友だち、仕事仲間、夫婦でも、家族の間でも、ちゃんとコミュニケーションを取るということはなかなかうまく行きません。

なぜだか分かりませんが、自分の思っていることはうまく言えないし、言葉に出して言ってみても、うまく伝わらずにフラストレーションがたまる結果になってしまうことが多いいんじゃありませんか。

なぜコミュニケーションってこんなにむずかしいんでしょうか。

基本から考えてみましょう。