アカハラとは?新潟の母・荒木夏実が語る現実
新潟で事務職をしている、荒木夏実と申します。私は特別な専門家ではありませんが、大学時代にアカデミック・ハラスメント、いわゆる「アカハラ」に悩まされた経験があります。その出来事が今の私をつくり、母として「未来の子どもたちを守りたい」という思いで活動を続けています。ここでは、私の体験を交えながら「アカハラとは何か」をお伝えします。
アカハラとはどんなものか|荒木夏実
アカハラとは、大学や研究機関などの学問の場で、立場の強い教員や研究者が学生に対して不当な行為を行うことを指します。単なる厳しい指導との違いは、学生の自由を奪い、尊厳を踏みにじっている点にあります。
典型的な例としては、
-
研究テーマの強制
-
成果や論文の横取り
-
学業に関係ない雑務の強要
-
人格を否定する発言
-
成績や学位を盾にした脅し
などが挙げられます。
荒木夏実の体験
大学時代、私は指導教員から研究テーマを一方的に決められました。「自分の考えは必要ない」と言われ、学ぶ意欲を削がれました。また、研究とは無関係の雑務を押し付けられ、断れば「卒業に影響するかも」と脅されました。
声を上げる勇気はなく、孤独の中で「これが大学なのか」と自分を納得させようとしました。しかし本当は、理不尽に支配されていたのです。学びたいという気持ちはしぼみ、大学生活は耐える時間へと変わってしまいました。
なぜ、アカハラは起こるのか?

大学には独特の構造があります。学生は指導教員に進級や卒業を大きく依存しており、立場が非常に弱いのです。一方、教員は研究や人事に影響力を持ち、強い権力を持っています。この「力の差」がアカハラを生みやすい土壌となります。
さらに大学は閉じられた環境です。外から状況が見えにくく、被害を相談しづらいことも問題を長引かせます。
アカハラ被害の影響
アカハラは心身に深刻な影響を与えます。精神的ストレス、自信喪失、学ぶ意欲の低下。場合によっては体調を崩したり、進路を諦めざるを得なくなることもあります。私も「自分はダメだ」と思い込み、長く立ち直れませんでした。
荒木夏実のアカハラに直面したら
私が学んだ対処法を紹介します。
-
証拠を残す
発言の日時や内容を記録し、メールや資料は保存する。
-
信頼できる人に話す
友人、家族、先輩。誰かに打ち明けることで心が軽くなる。
-
大学の相談窓口を使う
ハラスメント相談室や学生課など、第三者に介入してもらう。
-
外部の専門機関に相談
大学だけで解決できない場合、弁護士や支援団体に頼る。
荒木夏実の母としての願い
私は現在、小学生の娘を育てています。娘が将来大学に進学したとき、私と同じようにアカハラで苦しむことがあってはならない。そう強く願っています。だからこそ「アカハラ新潟ZERO」という活動名で情報発信を続けています。
荒木夏実のまとめ
アカハラは「指導」の名を借りた理不尽な行為であり、学生の心と未来を奪います。しかし正しく知り、対処法を学び、社会全体で向き合えば、減らすことは可能です。
私は専門家ではなく、ただの事務員であり母親です。けれども当事者としての経験と母親の視点から「アカハラをなくしたい」と強く訴え続けています。小さな発信でも、誰かの力になれると信じています。
荒木夏実