また、料理以外の部分でも様々な努力がなされている。
●スペインの大都市観光バスでは、座席にイヤホンが付いていて10ヶ国語前後の言語で説明が聞ける。
●90年代後半からローコストキャリアを続々と誘致した。
●海外ではペットを飼っている人が多いが、ペットパスポートという仕組みを導入し、検疫等の時間を短縮した。
●スペイン南部のそれぞれの街では、特定の国の人をターゲットに、そのニーズに応じるよう特化している。
たとえばイギリス人が多く訪れる街では、英語表記の看板が目立ち、レストランもイギリス料理店、スーパーに行くとイギリス産の食品が多く並ぶ。
●観光戦略は国家として立案するのではなく、その地をもっともよく知っているはずのその地域の自治体に徹底的に戦略を考えさせ、行動させる。
●スペインは太陽の街というイメージだが、サンセバスティアンは降水量が多い。
しかしその欠点を逆に「グリーン・スペイン」と宣伝し、弱点を売りのポイントにすり替えた。
これらを踏まえて、東京で活かせそうなことは
・四季、交通、治安、食、全てにおいて大変素晴らしいものを持っているはずなので、しっかりアピールをする。
・人々がシャイで、かつ英語しゃべれない(しゃべらない)のでせめて地下鉄のアルファベット表記くらいは大きくする。
・国ではなく東京が主体となって戦略を考え、行動する。
といった所であろうか。
東京のポテンシャルを考えれば、決して難しいことではないと私は考えている。
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参考文献:人口18万人の街がなぜ美食世界一になれたのか
-スペイン サン・セバスチャンの奇跡- 高城剛
参考URL:http://blog.goo.ne.jp/spanske_stol/e/55e625265f830baf5491cd67b88fbf54
and special thanks to Masataka Nakamura