令和5年11月22日に、令和5年度荒川区議会定例会11月会議の一般質問が行われました。

 

一般質問を行った宮本舜馬(みやもとしゅんま)議員の質問「子ども議会について」と、それに対する子ども家庭部長の答弁を記載します。

 

※ この記事の「」内に記載している発言は、音声を文字起こししたものです。不正確な部分がある恐れがあります。また、「」内の()は筆者注です。「」内の漢字やカタカナ、ひらがな等の使い分けは筆者の解釈によるものです。ご了承ください。

 

 

 

3:50~ 一般質問「子ども議会について」

20:25~ 子ども家庭部長答弁

 

 

宮本舜馬(みやもとしゅんま)議員 一般質問(2)「子ども議会について」

 

 

宮本舜馬(みやもとしゅんま)議員(ゆいの会)

(総務企画委員会委員長)

 


「(前略)

 

次に、子ども議会について質問いたします。

 

以前から質問と要望をしてきた子ども議会が、荒川区議会全体の要望となり、今年の夏に実施がされました。私も実際に傍聴し、参加した中学生たちの鋭い質問は新しい視点として勉強になったことを覚えております。開催が実現したことはとても喜ばしいことであり、将来の有権者である子どもたちが荒川区の政治や行政に関心・興味を持つきっかけになれば良いなと思う一方で、せっかく実施された子ども議会がより有意義なものになればとも感じており、それには子どもたちが考え、提案し、子どもたちが決めたことが実現されていくということが不可欠であると思います。

 

過去の議会でも提案をさせていただきましたが、子ども議会に一定額の予算編成権を与え、子ども議会で議論し、決定されたものについては、実際に荒川区政として実現するという取り組みをしていくことが、形式的ではなく具体的な政治参加を促していくと、私は確信をしております。今回の子ども議会は第1回目ということもありまして、開催を担当されている行政の皆様もまだ試行錯誤の途中とは存じますが、独自の予算編成権について前向きな検討をお願いしたいと思いますが、区の見解を伺います。また、今後の展望についても、現段階で方向性やお考えがあればお聞かせをお願いいたします。(後略)」

 

 

 

子ども家庭部長 答弁

 

 

「初めに、子ども議会に関するご質問にお答えいたします。

 

8月の子ども議会の提案の一部について、令和6年度の予算要求に反映させる等の形で施策の実現に向けて検討しているところであり、議員のご提案にあります取り組み方法とは異なるものの、一定の成果を上げたものと認識しております。今後の子ども議会につきましては、より効果的な実施方法について検討を進めてまいります。(後略)」