先日、宮崎県博物館に行ってきました。
「ハワイアンキルトって、他のキルト・刺し子となんか違うっちゃろうかい」
という程度の好奇心で行ってきました。
チラシに見えるもの以外の作品がとても美しく、素敵でした。
やはり本物は一度は見ておくものです。
90分でキルトの作り方を見せるDVDも流していて楽しめました。
ので、こんど自分で「なんちゃってキルト」ぐらいはできそうです。
せっかく来たことだし、お天気もいいし、ひさぁしぶりぶりに
民家園を見てみることにしました。(たぶん30年ぶりぐらいです。)
宮崎神宮の広大な敷地に中にあるので、とても気持ちのいいところです。
わが犬を連れてきたいところです。
見えてきました。
あら? その前にあるのは石棺?
古墳から掘り出した石棺がずらっと並んでいます。
博物館の地元 宮崎のものでなく、みな わが町 延岡のものです。
宮崎市郡一帯は、明治になる前は延岡藩のものだったとは
賀来飛霞展のときの学芸員さんの説明で聞いたので、
古墳のころの昔々からも宮崎より延岡? そうだったのか。。。。?
民家園の最初は、茅葺の屋根が美しい 五ヶ瀬から移築された 旧 藤田家住宅。
上履きが用意されて、上がることができるようになっていますが
一人だし、誰も来ないし、ちょっと遠慮したい空気感^^。
旧 藤田家の向かいにあるのが、高原町の郷士だった 旧 黒木家住宅。
この住宅は樋に竹を使っています。
江戸の昔の民家に樋があるのは珍しいのではないでしょうか。
パナソニックが「雨とい なるほど大百科」というサイトを持っています。
転載禁止のようですので、リンクを張りませんが興味のある方はそちらへ。
読んでみるとなかなか面白かったです。
さらに奥に行くと、左手に 椎葉の清田家住宅があります。
このお宅は、茅を葺きなおす予算待ちと、思われます。
ハイ、激しく思いましたです^^。
かなり大きくて、広い家です。
農家とはいえ、裕福だったんだろうなと思われるつくりです。
残念なことに土間は物置と化していて^^。。。。
消壺など、何個あるのやら。
美しいというか、温かい家です。民家園には4軒の民家がありますが、
ここが一番 幸せな家だったんじゃないかなぁと思いました。
最後は、米良の 黒木家住宅。
こちらは中が荒れていたので遠目の外観だけにしておきます。
今度来るときは神宮にお詣りすることにします。
(膝なのか、腰なのか、歩行がしゃっくりするので、早々に切り上げました。)