25日(日)に「生頼範義展Ⅲ」に行ってきました。
 町も道も妙に人や車が少なくて一緒に行った友人と二人で
 「クリスマスなのに変だねぇ」と言いながら、スイスイスイと宮崎着。

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 24(土)25(日)という
 曜日割りで、
 おまけに年末間近の最後の日曜日
 だからたまたま人出がなかった
 のかなぁ。 










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 アートセンター入口のピアノは
 頼まれているわけでもなさそうなのに
 たいてい誰かが曲を弾いています。

 それも みなさん かなりウマいんです。
 




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 恒例の記念写真。

 ちょうど入場の人の流れが
 切れたので、こんなポーズで
 撮ってもらいました。
 誰かいたら、こんな撮り方
 できません^^。



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 そして、写真OKのコーナー。
 嬉しいです。。。

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 挿絵か、表紙か。シリーズでズラリと並んでいます。

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 そして、個人として描いた なんとも凄まじい油絵。
 すべて署名していないんです。

 完成していないんだそうです。
 だからサインしなかったんだそうです。

 プライベートで描いたものは、昔のものは 自画像さえも、みんなサインなし。

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 このコーナーに足を踏み入れた途端に家族連れで観覧していた女の子が
  「ジゴク? ねぇ、なに?」
 と母親に聞いていました。

 展覧会に出席した時の晩年の生頼さんをテレビでしか
 拝見したことがないのですが、気難しそうな人でした。
 内面にそれこそ地獄を抱えていたのでしょうか。
 怖い というより、悲しみを感じます。

 その後に、下のお仕事の絵を見ると複雑です。

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 そして、とても記憶に残っている二点。
 小松左京さんがらみです。30年ほど前にどこかの雑誌かなにかで
 見た記憶があります。
 この絵って生頼範義さんだったんだ。

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 生頼さんの作品は、依頼された本の内容によってはとても
 エロチックな作品が多かったのですが
 子供連れの家族が何組かいました。

 特に「うわぁ、コレすごいなぁ^^」という作品の前を通った時に
 後ろの家族連れはこの作品をどう見るんだろうかと興味をもって見ていると
 お父さんは すぅ〜っと2、3点先の絵に視線を置いたまま、
 一人でとっとと流れて行きました。

 お母さんは すごいなぁ をフツーに鑑賞していきました。
 で、娘二人(小学校高学年)もフツーに すごいなぁ という絵を見て、
 流れていきました。

 お父さん、もうちょっとしっかりせんとねぇ^^。