アラカンの私が小学生だった頃

 

「巨人の星」という野球漫画が

 

流行っていました。

 

お若い方はピンとこないかもしれませんが

 

同世代のアラカンのみなさまは

 

きっとご存知のはず。

 

詳細はググっていただくとして、

 

元野球選手の父親(星一徹)が

 

息子(飛雄馬)を野球選手にするため

 

常軌を逸したスパルタ教育を施す様が

 

描かれたスポ根マンガです。

 

テーマソングから少し紐解いてみましょう。

 

 

 「思い込んだら 試練の道

 

  行くが 男のど根性

 

  真っ赤に燃える 王者のしるし

 

  巨人の星を つかむまで

 

  血を汗流せ 涙をふくな

 

  ゆけゆけ飛雄馬 どんとゆけ

 

  腕も折れよと 投げゆく闘志

 

  熱球うなる ど根性

 

  泥にまみれ マウンド踏んで

 

  勝利の凱歌を あげるまで

 

  血を汗流せ 涙をふくな

 

  ゆけゆけ飛雄馬 どんとゆけ

 

  やるぞどこまでも 命をかけて

 

  父と鍛えた ど根性

 

  でっかく生きろ 剛球燃えろ

 

  男の誓いを 果たすまで

 

  血を汗流せ 涙をふくな

 

  ゆけゆけ飛雄馬 どんとゆけ」

 

 

いかがでしょう?

 

歌詞を読んで息苦しくなりませんか?

 

根性のオンパレード……滝汗

 

私が小学生だった頃の昭和は

 

この歌に象徴されるような

 

根性論全盛期でした。

 

どんなに辛いことでも歯を食いしばり

 

弱音を吐かず根性で乗り越えろびっくりマーク

 

という風潮が強かったと記憶しています。

 

私は小学校の合唱大会と合奏大会の両方で

 

この曲を歌い弾かされました泣き笑い

 

なので、今でも空で歌えます泣

 

 

中学生時代は校内暴力の全盛期でもあり

 

体罰もまかり通る荒っぽい時代でした。

 

体育の時間でも部活でも

 

喉が渇いても水を飲むことは御法度🙅‍♀️

 

喉が渇くのは根性がないからです…ネガティブ

 

部活の先輩は

 

「指導」という名の「しごき」に熱心で

 

「1年生は校庭20周その後兎跳び20往復」

 

と毎回サラッと言ってましたっけ👊

 

そこでもキツいなどと根を上げると

 

根性がない!」と叱責されて…悲しい

 

「巨人の星」の飛雄馬は父親から

 

腕も折れよと言われながら

 

厳しい練習に耐えていたのですえーん

 

なんという時代だったのでしょう…泣

 

7歳下の友人にこのことを話すと

 

自分たちの時代はそんなことはなかったと。

 

こんな非常識な根性論が罷り通ったのは

 

私たちの世代くらいまででしょうか?

 

今だったら児童虐待で通報されますよ、

 

星一徹さん😤

 

 

フォローしている

 

ブロガーさんのブログを読んで

 

ふと暗い過去を思い出したので

 

ブログに吐かせていただきました🙏

 

 

これを書き始めてからとても嫌なのに

 

この曲をつい口ずさんでしまうのです…泣き笑い

 

 

 

 

 【追記】

アップしてから知ったのですが

 

「巨人の星」の放送が始まったのは

 

55年前の今日(3月30日)からだそうですびっくり

 

何か引き寄せてしまったのでしょうか…泣き笑い