9月の食品値上げを前に、「今のうちに買っておいた方がいい?」と気になっていませんか。
値上げは4,531品目に及ぶ見込みです。でも、数字の大きさだけで買い物を増やすと、使い切れずに家計の負担になることも。今回は、4人家族で先に確認したいことを3つに絞ります。
全部を買いだめするのではなく、「家にある量」「よく使う物」「代わりに選べる物」の順で確認。まずは冷蔵庫か食品棚を一か所だけ見てみましょう。
9月の食品値上げは4,531品目
帝国データバンクの調査では、主要食品メーカー195社の9月の値上げは4,531品目。2026年の単月では最多となる見込みです。
年間の分類では、冷凍食品やパック米飯などの加工食品、だし・たれ・しょうゆなどの調味料で値上げが多くなっています。
実際にニッスイは、9月1日納品分から家庭用冷凍食品の一部を約2〜17%値上げすると発表。キッコーマン食品も、しょうゆ、つゆ、たれなどを同日納品分から価格改定するとしています。
中1の息子と小5の娘がいるわが家にとっても、毎日の食事に関わる品は気になるところです。とはいえ、値上げ品を片っ端から探すより、家庭で使う定番品に絞る方が動きやすいと思います。
メーカー発表は9月1日納品分の改定です。店頭価格が全国一律に、同じ日・同じ割合で上がるという意味ではありません。買う前に、いつもの店の価格を確認してください。
食費を守るために先に見る3つ
1.冷蔵庫と食品棚の在庫
最初に見るのは、値上げ一覧ではなく家の在庫です。しょうゆ、つゆ、冷凍食品などを一度確認し、開封済みと未開封を分けます。
同じ物が十分あるなら、安く見えても追加しない。これだけでも、重複買いを避けやすくなります。
2.家で本当によく使う定番品
次に、直近で使い切った物や、毎週のように買う物だけを選びます。普段買わない商品まで「値上げ前だから」と広げないのがポイントです。
定番品がすぐ思い浮かばない時は、直近1週間のレシートやネットスーパーの購入履歴を見る方法もあります。きれいな一覧を作らなくても、繰り返し買っている物に印を付けるだけで十分です。
買い置きする場合も、保存場所に入り、期限内に使い切れる量まで。特に冷凍食品は、冷凍庫の空きも先に確認したいですね。
3.値上げ後に選べる代替品
同じ用途の商品でも、容量、ブランド、店によって価格は違います。値札だけでなく、100gあたりや1個あたりの単価を見ると比べやすくなります。
ただし、大容量の方が単価が安くても、余らせてしまえば負担になります。家族が使い切れる量かどうかまで含めて比べたいところです。
ポイントやクーポンも、いつもの商品に使える時だけ活用します。LINEリサーチでも、物価高をきっかけに始めた工夫は、ポイントやクーポンの活用が各学齢層で4割前後と最多でした。
値上げ前でも買わない方がいい物
安くても、使う予定が決まっていない物は節約にならないかもしれません。保存期限が短い物、置き場所を圧迫する物、家族が普段選ばない物は、いったん見送るのも選択肢です。
大切なのは「値上げ前にいくら使うか」ではなく、値上げ後も無理なく続けられる買い方を見つけることだと思います。
まずは定番品を一つだけ確認
9月は多くの食品が値上げされる見込みですが、全部に備える必要はありません。
今日やるなら、冷蔵庫や食品棚から「よく使う物」を一つだけ確認してみませんか。みなさんの家で、切らしたくない定番品は何でしょうか。
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