実りをアートする | あらかんスクラップブック

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60代の哀歓こもごも

秋分の日、お彼岸です。

 

私は、春分の日生まれだけど、「彼岸」というのがイマイチわからなくて、昔、お坊さんに訊いたことがことがある。

「彼岸」というのは、先祖がいる「極楽」で、この世は「此岸(しがん)」。

彼岸は西にあり、此岸は東にある。 彼岸は昼と夜の長さがほぼ同じで、東と西がもっとも通じやすいから、お墓参りをして先祖を偲ぶ日なんだよ。

今日、墓地の前を通りかかったら、お参りにたくさん人が来ていて、花が添えられて、お線香の匂いがただよっていた。

私は、墓参りには行かないが、おはぎをつくろうと、もち米とあんこを買ってきた。

 

今、ショッピングモールでは、ハロウィン一色だ。 これは10月31日。

アメリカのサンクスギビングディ(感謝祭)は11月下旬。

日本の勤労感謝の日も11月下旬。

 

秋は、穀物が実り、感謝をささげる季節。 いいね。

友人から、アメリカのユタ州のかぼちゃ収穫の動画がきたよ。

スケールが大きいが、なんか楽しい。ハロウィンのランタンを作りたくなる。

ジャックオーランタンのいろいろ

 

よし、日本だって、米がとれる。

米どころ新潟で、新潟市と武蔵野美術大学(東京)が、コラボして、

わらアートをやっている。 今年はわらアートまつりに行くぞと調べたら、コロナで中止。

残念。

2019年と2018年の展示を見てみよう。

わらは、昔は、いろいろ役立っていた。 屋根を葺いたり、わらじや蓑、カゴ、縄のれん…。しめ飾りもそうだ。

でも、今はそんなものには使わない。 私は、園芸店で敷きわらと書かれたわらを買うこともあるけど…。

 

だぶん、わらの多くが余っているのかも知れない。 そこで、わらアート。

こんなりっぱなのができる。 骨組みは板やパイプみたいだが、さすが美大。造形がいい。

YouTubeでどうぞ。

 

 

 

 

2016年に わらアートJAPAN というNPOができて、

http://waraartjapan.com/

 

 

わらアートも世界各地で作られている。

これは、オーストラリアのわらアート。

材料は、麦わら。 モデルはビルビーです。

 

さぁ、おはぎをつくろう…っと。