2019 映画 マイベスト4 | あらかんスクラップブック

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60代の哀歓こもごも

今年観た映画のマイベスト3、

いい映画はいっぱいあったので、絞りに絞って、ベスト4!

ほとんど、マイナーで、シネコンではやってないし、ミニシアター系で数週間ぐらいしかやってなかったものばかりだねぇ。

それに、ネットフリックス(有料の動画配信サービス)の作品が多い。

とりあえず、YouTubeの予告で、発表です。

YouTubeのあとで、好きな理由を簡単に書きます。

 

 

ベスト1

ROMA/ローマ 

制作 監督 脚本 撮影 編集  アルフォンソ・キュアロン

メキシコ映画(スペイン語・現地語?)

 

 

クオリティの高いモノクロ映像。 

60年代終り~ 70年代のメキシコシティに住む一家とその家政婦の物語。 家政婦を演じたのは演技未経験の素人。 どこを切り取っても、カメラがすばらしい。 BGMはなかったかもしれない。

 

 

ベスト2

マリッジ・ストーリー

監督ノア・バームバック

アメリカ映画(英語)

 

めちゃくちゃセリフが多い。 離婚調停が題材の家族映画。 私はスカーレット・ヨハンソン大好きなので、大満足。

 

 

ベスト3

象は静かに座っている

監督・脚本 編集  胡波フーボー

中国映画

 

4時間の長い映画だが、長く感じない。

中国北部の地方都市の4人の若者が、それぞれの事件にまきこまれていく1日を描いた。 

カメラは、長まわしで、ピントは登場人物だけにしかフォーカスしていない。 29歳の監督はこれがデビュー作で、クランクアップから7が月後に自殺した。 なぜ? 悲しい。

 

 

ベスト4

幸福なラザロ

監督 脚本 アリーチェ・ロルヴァケル

イタリア映画

 

1900年代後半のイタリアの小さな村で、たばこ農園で働く青年ラザロの物語。

こういう、人間の信頼が根っこにある、寓話的世界。 見終わった後にハッピーになれる。

 

 

振り返ってみれば、日本映画は1本も観ていない。 誘われたものもあったのだけど、行く気がしなかった。

 

アバンギャルドな作品は大好き。 わかるよ、わかるよというのは観てもしょうがない。 

カメラ、映像がいいのは大きな判断基準。

ROMAとか「象は…」は、カメラワークにびっくり。

 

伝記映画は好きなジャンル。 リンドグレーンの映画は今やってるので、行きたい。

 

以上、偏見で選んだので、おすすめではありません。 

来年もシニア割でいっぱい観たいと思います。