今日は初めてブログで書籍の紹介をします!
著者の夏目英男さん、
1995年生まれで現在25歳。
5歳のときに親の仕事の都合で中国へ渡り、
そのまま中国で教育をうけ、
アジアでトップの清華大学(東京大学よりもランクは上)へ進学。
中国のチャイナイノベーションを目の当たりにし、
【リアルな中国】
を伝えてくださってます。
なぜチャイナイノベーションが生まれたのか、
そのポイントのひとつに
【海亀(ハイグイ)】
の存在があるといいます。
海亀とは、海外で留学後に帰国し、
その後中国の発展を支えている人たちです。
ここで日本の海外留学者数と比較してみます。
人口に差があるとしても、伸び率が全然違いますね。
日本はほぼ横ばいですが、徐々に減少しています。
そんな私も海外留学していないので偉そうなこと言えませんが (笑)
この著書の中で筆者は、中国は先代の海亀たちが、まだ中国が欧米や日本などに
遅れをとっていた時代に海外へ旅立ち、中華民族の復興という大志を抱き
理想とともに海外で学びを進め、中国へ帰国後に中国の発展に寄与してきたと述べています。
今の日本はすでにアジア諸国のなかでも後れをとっている状態です。
かつての中国のように海外へと旅立ち、日本の発展に寄与してくれるような
次世代の人材育成が必要となってきています。
継続的な教育の発展はやがて経済にも影響を及ぼします。
過去に学び、未来を創造する。
今の日本は大きな変革が必要なのは言うまでもありません。
この本を読んでいるとそんな危機感を強く抱き、
何か行動を起こさなければならないと感じさせる1冊でした。