今回はね、洋画愛好家の私が個人的に大好きな邦画を一つ紹介いたします。




















珍しく前置きが短いな…と思った方。
そんな日もあるのです。















さてさて、夏の終わりに観ておきたい一本といえば、こちら


















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『タイヨウのうた』(2006)
監督:小泉徳宏
脚本・原作:坂東賢治
主演:YUI、塚本高史








沢尻エリカ×山田孝之のキャストでドラマ化もされている本作品。




色素性乾皮症(XP)という難病にかかり、太陽の光に当たれない雨音薫という少女が藤代孝治という少年に恋をし、病気と向かい合いながら生き抜いていくという純愛ヒューマンドラマ。










いつからか、毎年夏になると(ぶっちゃけ夏じゃなくても)一度は観るようにしている。
自分にとって大事な作品。
この作品を観る度に、生きたくても生きられない人がいること、太陽の下を元気に走り回れない人がいることを思い出す。
そうして、自分の置かれてる環境がいかに恵まれているのかを再認識し、1日1日をもっと大切に過ごさなくては。と、気を引き締めるのである。










もちろんそこまで考えることはないと言われればそうなのかもしれないが、個人的には、同じ人間という種である以上、周りを気にかけることなく生きることはできない。
産む側はある程度時期を選べるかもしれないが、産んでもらう側は時期を選ぶことはできない。
もしも、仮に日本に生まれることができたとして、それが戦時中だったならどうなっただろう。
今のように学校に通うこともできなければ、趣味に時間を費やしている余裕なんてあるはずもない。
それを考えると、今この時代この場所に産んでもらい、生きていられることに感謝せざるをえない。













話が重くなってしまったけど、夏の終わりに、自分を省みる機会に、一度鑑賞してみてはいかがでしょうか。



では。