先日経済評論家の山崎元(はじめ)さんが65歳で亡くなられました。
食道がんが原因で、発見されたときにはかなり進行した状況であったようです。
山崎さんの著書を何冊か読んだことがありますが、とても分かりやすく資産運用の参考になりました。
まだ65歳と若いのに、とても残念です。
山崎さんはお酒が好きで、飲酒の多い方は食道がんのリスクが上昇するのですが、内視鏡検査は受けておられなかったようです。
内視鏡が入るときに「えずくのが心配で検査を避けていた」と語っておられました。
山崎さんほどの高い知性の人でも、予防医療の知識が乏しいことがあるのだと感じました。
現在では経鼻内視鏡検査が普及し、また鎮静剤を使うことでほとんど苦痛なく検査が受けられるようになっています。
食道がんも早期で発見できれば、内視鏡治療を行って少ない負担で完治させることも可能です。
胃カメラを受けることで、胃がんと食道がんの検査を両方できるので、ぜひ受けていただきたいと思います。