内科外来では運動を頻繁に勧めています。しかし生活習慣病の患者さんはなかなか取り組んでくれないことが多いです。
以前は「コロナが怖いから」という理由が多かったのですが、最近は「暑いから」という言い訳が大半です。
確かに熱中症に注意は必要ですが、水分摂取を適切に行いながら徐々に暑さに身体を慣らしていけば問題ありません（高齢者や持病がある方は医師と相談しながら行う必要はあります）。
適度な暑さのストレスは身体によいことも明らかになっており、サウナや入浴の習慣がある人は心血管疾患のリスクが低いことが報告されています。
暑さや空腹、運動などの適度なストレスは健康に有用で、身体を甘やかさないようにすることが大事です。
よく気象ニュースで「熱中症の危険性が高いので外出は控えるようにしましょう」と注意を促していますが少し過剰な注意喚起ではないかと思います（熱中症に注意しましょうで十分です）。
とは言っても真夏の屋外での運動はやはりハードルが高いので、クーラーの効いた家のなかでの運動が取り組みやすいと思います。
エアロバイクを用いた有酸素運動やプッシュアップバーやダンベルを用いた筋トレがおすすめです！