そうしてそばをすすっていると、なにやら店の奥から店主のすすり泣く声が聞こえてきました!


気になって事情を聞いてみると、なんでも「わさびが切れてしまった」とのこと。

わさびが切れてる??
ってことは、ついにのぶ代との全面戦争に突入か?!


ということで、グリストで忙しい店主の代わりに、僕がわさびを取りに行くことに!

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やってきたのはこちらのわさび園!
自らを大王と呼ぶところからして、いかにわさびの邪知暴虐かが窺いしれます。


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ご覧下さい!
こちらの澄み切った川と、趣のある水車小屋!!

いつまでも変わらず、おもねらない。

それが、このわさび園をわさび園たらしめた最大の理由なのかもしれませんね!


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将太の寿司情報によりますと、上質なわさびを作るためには
「きれいな水・澄んだ空気・涼しい気候」
の3大条件があるそうです。

こうなれば是が非でもこのわさびを手に入れて帰りたい!!
そうしてダメ元でわさび農家の方に交渉してみると…。


「わさびに大切なのはね。何よりも、愛情と誇りを持って育てているかってことなんだ。
…だから、このわさびは将太くん、きみに使って欲しい。」


というわけで、ラッキー!!
なんだか僕を将太と勘違いして、わさびを譲ってくれたみたい!!


その後、そば屋に戻って、採ってきたわさびを店主に試食してもらい…。


店主「そうか、わざわざそんなところまで…。うぅ…。」(思わず涙ぐむ)

見習い「あれっ!へへへ、大将、わさび効き過ぎですかぃ??」

女将「(…ばか!!違うわよ!あの涙は…)」」

店主「ありがとう…。ありがとうよ…。」(ボロボロと涙を流す)


つづく