既にご存知の方がほとんどだと思いますが、FECジャパンシリーズに参戦中に怪我をしました。

診断結果は左膝前十字靭帯断裂。

そして、3月9日無事に手術を終えました。
沢山の方々が応援して下さり、これからってタイミングで怪我をしてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいです。

今シーズンは怪我で始まり怪我で終わりました。

シーズン初めに怪我をした時は全治3ヶ月で年明けにスキーが出来ればいいくらいでしたが、昨年掴んだ権利を無駄にしたくない気持ちとW杯に挑戦したい気持ちが強く、約1ヶ月で雪上に立っていました。
常に膝と向き合いながらやってはいましたが、いざ滑れると嬉しくて、やるからには絶対に勝ちたくて、気持ちだけが先走ってしまう事がほとんどでした。

コーチの方々はいつも気に掛けて下さり、
リスクをやる必要はないから無理をしないようにストップをかけてくれていましたが、”大丈夫、できる。”と思っていた私はその言葉に耳を傾けることも出来ませんでした。

スタートから出遅れ、焦りを感じて練習も出来ていない中でハードスケジュールを組んでレースに参戦しましたが、そんな中でも得られるものも今まで以上に沢山ありました。
きっとやらなかったらもっと後悔したんだろうなとも思います。

今シーズン、
2年連続FEC大回転種目別優勝、
FISポイントも
SL    9.32
GS    9.40
と自己ベストを更新して、今シーズン目標の両種目で10点以下というのをクリアして世界ランキングをあげることが出来たことは不幸中の幸いです。

今シーズン、どんな状況でもサポートして下さった
所属先の法政大学体育会スキー部、OB.OGや関係者の皆様、

そしてスポンサーの
飛騨産業株式会社、
HEAD、
asics、
POC、
HESTRA、
GALLIUM、
GINE、
SWIX、
SLYTECH、
BOOSTER、
SYRO、
他にも沢山の方々のおかげでスキーができました。本当に心から感謝します。

また、チームメイトや仲間、同期、ライバル、スキーの大先輩方、リハビリで知り合った方々、他の競技の友達などいっぱい声をかけてもらい、背中をおされるようなメッセージばかりでした。
ありがとうございます!!

しばらくはリハビリに専念します。
前だけを向いて進みます!!
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新井真季子