先日、エシカルジュエリー hasuna の代表 白木夏子さんのツイッターで、ココ シャネルについてこんな言葉が書かれていました。
「シャネルが残したものはスタイル。モードは変わっても、スタイルは残る。」
白木さんはエシカル(倫理的)ジュエリーのブランドを立ち上げました。シャネルのことをこう話し、「エシカルという言葉は廃れても、そのスタイルは残るものだと思う」とコメント。
これを見て、ブランドとは違えど、今のなでしこ旋風が時代の中の「モード」ではなく、「なでしこ」という「スタイル」を私達に魅せてくれているのかもしれない!とピンときたのです
昨日私はとくダネ!の取材で、神戸のホームズスタジアムに行ってきました
観衆18000人の中行われた一戦は、INACが、大野選手の2ゴールで勝利!これで開幕から全試合無失点で5連勝です(INACのゴールキーパーは、海堀選手!)
スタジアムは、Jリーグの雰囲気とはまた違った良さがあり、例えば、サポーターの応援歌がそんなに大きくない分、ピッチで駆け回る選手達の生の声が聞こえてきたりと、かなりの臨場感が!!
また、試合前には、ボランティアスタッフを増員して運営のお手伝いをしたり、INACの選手達自ら作業をしたり、まだ9歳の子供が「いらっしゃいませ~」と売店で張りのある大きな声でお客さんを呼んでいたり、スタジアムで配られるチラシはなんと!77歳のおじいちゃんが束ねていたりと、地域で支えている一体感とあたたかさすごく伝わってきました
また、試合後に見に来ていたお客さんにお話を聞くと、
「迫力があった」「感動した」「かっこよかった」「楽しかった」「また見に来たい」という声がとても多く聞かれ、会場全体が、応援したい!ムード一色だったこと、そして地域の皆で支えていくその魅力に取り付かれたように写りました
応援歌がまだ定着していないために皆歌うことができない、ユニフォームがまだ間に合わない、など、まだまだ課題や改善点が必要だったり、また、持続させなくてはいけないという危機感も隣合わせにあるものの、やっぱり、私達の心に響くものは大きいように思います
試合後に高瀬愛実選手(スエーデン戦に途中出場)に話を聞くと、「ワールドカップであまりプレイできなかった悔しさもあったので、今プレイできていることの喜びをすごく感じる」と話し、そんな中「自分はお客さんが沢山いればいるほど嬉しい」と笑顔
高瀬選手の「夢はワールドカップで優勝すること」だったんですが、「自分が中心プレーヤーとして」というのが本音。今回のドイツ大会ではなかなか出場する機会がなく、周りがプレイしている時に、自分も頑張らないといけないというもどかしさもあったそうです。
でも、高瀬選手は優勝が決まった後、「ゴールキーパーの山郷選手が泣いている姿を見て感動した」と話したのですが、その涙を見て、「こういう人たち(日本の女子サッカーを支え、強くした世代)の思いも背負って、これからプレイしていかないといけないと思った」と話し、昨日はそんな思いもリーグ戦でのプレイにぶつけていたように思います。
また、スエーデン戦で2ゴールを決めた川澄選手は
「世界で通用するからと言って、なでしこリーグで通用するとは限らない」
と興味深い話も
というのも、例えば、スエーデン戦で決めた、あのロングシュート。安藤選手が最初に仕掛けて、相手ディフェンダーとゴールキーパーが前に出てきたところの裏をついたゴールでした。「スカウティングで、海外の選手はボールだけを見て、マークを外してボールのある方に行きやすい(ボール ウォッチャー)ことが分かっていた」からこそ、ゴールが空いているのが分かっていたということでした
そんな中、なでしこリーグで戦うと、「背丈やスピードも同じな分、頭を使ってプレイしてくる」ということで、難しさもあるということ
さらにINACの話になると、「代表のサッカーもパスサッカーですが」と前置きをし、「INACも、目指しているのは、美しいサッカー。見ていてもプレイをしていても楽しいサッカーです」とあの爽やかな笑顔が炸裂し、代表戦と同じくらい、あるいはそれ以上のサッカーを魅せるという自信をのぞかせたのです
また澤選手は、INACだとワンボランチになり(代表だと阪口選手とのダブルボランチ)、「サイドのスペースを埋めるのが大変」ということでしたが、昨日もフル出場で、最後まで足を止めずにプレイし、さすがでした
「ワールドカップ効果で注目して頂いて嬉しい。これを持続させないといけないと思った」
という澤選手の言葉通りかもしれませんが、なでしこリーグの試合、男子には見られない魅力がやっぱりまだまだあると思うと、改めて感じた取材だったのでした
そして川澄選手が、もう一つの魅力は「ひたむきさ」と話したように、それは見ている私達が何よりも感じていることなのかもしれません!!
「なでしこ」らしいのが、モードではなく、スタイルとして、私達日本人の血を騒がせているのだと思います。トレンドに敏感である一方、熱しやすく冷めやすい!のが日本人の国民性でもあるとも思いますが、ここから深く根付いていくことを、切に願います
ちなみに、昨日は初めてゴール裏で観戦しました!!
15時キックオフというのも夏場はきついだろうなと思いますが、それでもコンディションについて嘆くことなかったのは、やっぱりすごいです
「シャネルが残したものはスタイル。モードは変わっても、スタイルは残る。」
白木さんはエシカル(倫理的)ジュエリーのブランドを立ち上げました。シャネルのことをこう話し、「エシカルという言葉は廃れても、そのスタイルは残るものだと思う」とコメント。
これを見て、ブランドとは違えど、今のなでしこ旋風が時代の中の「モード」ではなく、「なでしこ」という「スタイル」を私達に魅せてくれているのかもしれない!とピンときたのです
昨日私はとくダネ!の取材で、神戸のホームズスタジアムに行ってきました
観衆18000人の中行われた一戦は、INACが、大野選手の2ゴールで勝利!これで開幕から全試合無失点で5連勝です(INACのゴールキーパーは、海堀選手!)
スタジアムは、Jリーグの雰囲気とはまた違った良さがあり、例えば、サポーターの応援歌がそんなに大きくない分、ピッチで駆け回る選手達の生の声が聞こえてきたりと、かなりの臨場感が!!
また、試合前には、ボランティアスタッフを増員して運営のお手伝いをしたり、INACの選手達自ら作業をしたり、まだ9歳の子供が「いらっしゃいませ~」と売店で張りのある大きな声でお客さんを呼んでいたり、スタジアムで配られるチラシはなんと!77歳のおじいちゃんが束ねていたりと、地域で支えている一体感とあたたかさすごく伝わってきました
また、試合後に見に来ていたお客さんにお話を聞くと、
「迫力があった」「感動した」「かっこよかった」「楽しかった」「また見に来たい」という声がとても多く聞かれ、会場全体が、応援したい!ムード一色だったこと、そして地域の皆で支えていくその魅力に取り付かれたように写りました
応援歌がまだ定着していないために皆歌うことができない、ユニフォームがまだ間に合わない、など、まだまだ課題や改善点が必要だったり、また、持続させなくてはいけないという危機感も隣合わせにあるものの、やっぱり、私達の心に響くものは大きいように思います
試合後に高瀬愛実選手(スエーデン戦に途中出場)に話を聞くと、「ワールドカップであまりプレイできなかった悔しさもあったので、今プレイできていることの喜びをすごく感じる」と話し、そんな中「自分はお客さんが沢山いればいるほど嬉しい」と笑顔
高瀬選手の「夢はワールドカップで優勝すること」だったんですが、「自分が中心プレーヤーとして」というのが本音。今回のドイツ大会ではなかなか出場する機会がなく、周りがプレイしている時に、自分も頑張らないといけないというもどかしさもあったそうです。
でも、高瀬選手は優勝が決まった後、「ゴールキーパーの山郷選手が泣いている姿を見て感動した」と話したのですが、その涙を見て、「こういう人たち(日本の女子サッカーを支え、強くした世代)の思いも背負って、これからプレイしていかないといけないと思った」と話し、昨日はそんな思いもリーグ戦でのプレイにぶつけていたように思います。
また、スエーデン戦で2ゴールを決めた川澄選手は
「世界で通用するからと言って、なでしこリーグで通用するとは限らない」
と興味深い話も
というのも、例えば、スエーデン戦で決めた、あのロングシュート。安藤選手が最初に仕掛けて、相手ディフェンダーとゴールキーパーが前に出てきたところの裏をついたゴールでした。「スカウティングで、海外の選手はボールだけを見て、マークを外してボールのある方に行きやすい(ボール ウォッチャー)ことが分かっていた」からこそ、ゴールが空いているのが分かっていたということでした
そんな中、なでしこリーグで戦うと、「背丈やスピードも同じな分、頭を使ってプレイしてくる」ということで、難しさもあるということ
さらにINACの話になると、「代表のサッカーもパスサッカーですが」と前置きをし、「INACも、目指しているのは、美しいサッカー。見ていてもプレイをしていても楽しいサッカーです」とあの爽やかな笑顔が炸裂し、代表戦と同じくらい、あるいはそれ以上のサッカーを魅せるという自信をのぞかせたのです
また澤選手は、INACだとワンボランチになり(代表だと阪口選手とのダブルボランチ)、「サイドのスペースを埋めるのが大変」ということでしたが、昨日もフル出場で、最後まで足を止めずにプレイし、さすがでした
「ワールドカップ効果で注目して頂いて嬉しい。これを持続させないといけないと思った」
という澤選手の言葉通りかもしれませんが、なでしこリーグの試合、男子には見られない魅力がやっぱりまだまだあると思うと、改めて感じた取材だったのでした
そして川澄選手が、もう一つの魅力は「ひたむきさ」と話したように、それは見ている私達が何よりも感じていることなのかもしれません!!
「なでしこ」らしいのが、モードではなく、スタイルとして、私達日本人の血を騒がせているのだと思います。トレンドに敏感である一方、熱しやすく冷めやすい!のが日本人の国民性でもあるとも思いますが、ここから深く根付いていくことを、切に願います
ちなみに、昨日は初めてゴール裏で観戦しました!!
15時キックオフというのも夏場はきついだろうなと思いますが、それでもコンディションについて嘆くことなかったのは、やっぱりすごいです